「っあぁ…や、も、ええやろっ…」


これやからこいつが泊まりに来るんは嫌なんや こいつ、目の前におる女 名前 年上の女っちゅうモン程恐ろしいモンはおらんな しかも趣味がワイには理解できへん まあ、夜恋人がヤる事は1つやろ?それは判んねや 判んのやけど名前のその…何ちゅうの?性的な…趣味?それがマニアックやねん まず普通女は男攻めへんやろ そこからちゃうねん 昨日は縄で縛りあげてベランダで焦らしプレイ、一昨日は男のワイにフリフリのメイド服着せて、その前は女体盛りならぬ男体盛り? ほんで今日、ちゅうか今や 今!


「はあい足広げてー」

「ッ…何する気や…」

「イイ事」



絶対ちゃう 名前にとってイイ事でもワイにとっては最悪や 場所は台所 名前の手にはローターにアイスクリーム にやりって感じで笑っとる顔が怖い
逃げようにも両手は後ろに縛ったうえ繋がれとる、足は太ももとふくらはぎが仲良しこよしや
痣なったらどないすんのや まあ学校の体育は長ズボンジャージやけど 手首とか見られてまうかも ていうかこの前見られてん ごまかすの大変なんやで

とか色々考えていると、名前はローターを舐めて湿らせるよう指示した。唇に押し付けるようにして出したローターをちろりと舐めてやる その光景を見て可愛い可愛いと笑顔をつくる名前の感性を疑った 可愛いわけあらへんやろ常識 素っ裸で縛られた男が可愛いわけあらへん 可哀想やろ

ちろちろ舐めていたのを見るのはもう飽きたのか、早く湿らせろと言わんばかりに口の中にローターを押し込んできた 名前が喜ぶようにわざと溜めておいた唾液をローターに塗りつけるように舐める もちろん音をたてるのも忘れへん それを見ながら名前はワイの股をするりと撫でる 白い綺麗な手や その指が内側をなぞりながら今はキツく閉じている下の口をつつく


「あ、ひっ…」

「今ココひくってしたねぇ」


にやりとまた笑って指をそこから離し、竿にヘアゴムをまきつけた ただの黒いゴムちゃうで ピンクのリボン付きや なんやこれ もったいな 名前がそれで髪結ったら可愛えのに なんでそない汚い所に着けるんやろ
くわえていたローターを引っこ抜いて、慣らしもせず下の口に押し込み始めた

「いぎ、あ、いた、あっ…!」

その丸い形が見えなくなるまで押し込んで、自分の尻からコードが垂れているのが見える 恥ずい


「暑いね、竜崎」

「…あ?」

「もうすぐ7月だもんね、暑いよね」

「…せやな」

「アイスが美味しい季節だね」


あぁ こらあかんなあ
かち、と音がしたのと同時に小刻みな振動が伝わる 突然にきたもんやから心の準備とか全くできとらん、聞き慣れたくないような高い声が大きく漏れる

「ひっ、んぁあッ!!!あ、っアァ!!!」


大声だしてもヴーとか振動音は聞こえてまう それが自分の尻の中からするんだと意識してしまって余計恥ずかしい 竿にくくりつけてあるリボンのヘアゴムが食い込んだ気がした
ローターで感じているのを確認した名前は、棒アイスのビニールをぺりぺりとはいでローターと同じように一気におしこんだ

「んぐあぁぁあっ!!??つ、い、いや、あぁっ!!」

「夏にピッタリでしょ」

冷たさを通り越して痛いアナルわ、その異物を排出しようとして余計にアイスを締め付ける ワイはどうすることもできへん 首を必死に振るだけ 涙でてきた
体温で少し溶け出したアイスは滑りがよくなり、名前はそれを利用して棒を握って抜き差しし始めた アイスは奥にあるローターを突き上げ、更に奥へ移動させる 腹がどうにかなりそうや

「あっぐぅっ!!あか、っんんんん!!!ぬい、やっ、はぁあんっ!!」

この少しの間にどうしてかワイの竿は震えながら反り立っている 正面から見たらリボンが綺麗に竿を飾っているのだろう ワイは絶対見たくない

名前はその竿の先端を指で押し潰して変態、とワイを罵った そのいつもより低めの声に不覚にもぞくりとして竿とアナルは反応する ちゃう こないなことする名前の方が変態や

アナルはもう冷たさで感覚が薄れてきた が、異物の存在を完全に無視できる程ではない 早く終わらせて欲しい この可愛いヘアゴムを外してほしい、自分で見れないが、もうワイの竿は可哀想なぐらいに反り立ち涙を流しているだろう 脈打っているのがわかる

「名前っも、あかぁんっ…はずし、あぁっ!あ、ひぁあ、ふっ…」

「人に物を頼むときはどうするの?この前教えた通りにやってみて?」

「…っんぐ、名前…いか、せてくれっ…!!」


恥ずかしくてたまらない 目をキツく閉じて下を向いて言うと、名前はワイの前髪を掴んで無理矢理上を向かせた その目、ワイは好きや


「そんなんじゃだめ」


涙でぐしゃぐしゃになった顔でまっすぐ名前を見つめる まだアイスの動きは止まらない むしろ早くなっている


「っわいのぉ!!…アナル…にっ、入れて…あるぅ、あいしゅ、ひもちっ…からぁ、も、ち×こガマンできへんっ!わい、アナルからっ、あいしゅたべ、るっ…へんたい、ですうっ!わいのえっちなち×こ、っ…いかせて、くださあっ…あ、い!!!」


「よくできました」


リボンを引っ張って強引に外されたゴムは、竿を根元から絞るようにして離れていった
その瞬間に我慢できなくなって自分の腹に白濁の液体を飛ばす

「あぁぁぁあっ…あぁっ、はぁっ…!!」


それを確認して、ローターのコードを引っ張る バニラ味のアイスはもう殆ど液体になっていて、そこだけ見れば男に犯されたみたいや …笑えへん


「今日も可愛かったよ、竜崎」

「…」


ワイの唇を啄んで優しく頭を撫でる名前はとても暖かくて、シャツの上から胸の突起が立ち上がっているのが見えた 首筋にキスマークを数カ所つけられ、達したばかりでまだ違和感の残る竿をその大きな胸で挟まれる 柔らかい、暖かい、気持ちいい またすぐにでも勃起しそうだ


「これ見ながらセックスしない?」


見せられた液晶画面には、ついさっきまでの自分が映っていた 最悪や







それでも逃げ出さないのは惚れた弱みか、それとも
(ワイって…Mやないよな…?)
(さあ?)


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