輝きのその下で

5話 (7/25)



最近の近侍は鳴狐だということが多い。
なぜかそうしただけで攻略のほうも進みに進んでいった。
誉を取ることも鳴狐だということが多く、今では最高練度である。

ちなみに今は大太刀の太郎太刀と石切丸が、打刀の和泉守兼定、大倶利伽羅、同田貫正国、へし切長谷部、脇差に骨喰藤四郎とにっかり青江がいる。


「あれ、そういえば、最初に選ぶ5振りにあった歌仙兼定がいない。」
「各地で連れて帰ってくるといった報告もございませんね、」
「そうだね…。」
「あとは太刀や槍、薙刀は…岩融しかいないか、まだ来ないよね、」
「今日の出陣の報告書、まとまったよ…。」
「あ、ありがとう。じゃあ今日の仕事はこれだけだから、あとは自由にしてていいよ。」


仕事の方もひと段落ついて鳴狐を自由行動にさせる。
本丸を見回りながら私は少し考え事をしていた。


「(周りの言うレア4太刀もここには江雪さんしかいないし、遡行軍で厄介な槍や薙刀もいまだなし…。ましてや三日月宗近や小狐丸が今の状態で来ていたら恐れ多いし…、鍛刀部屋に行って新しく作る?あーでも絶対1:30:00だろうし、あと資材も足りなくなってきたしどうしよう!)っ!」
「いたっ」
「わっごめん、安定君。」
「大丈夫だよ。それよりも主、悩みごと?」


安定君に今悩んでいることを聞いてもらうことにして私の部屋で話すことにした。


「で、まあそういうことなんですわ。」
「うーん、確かに戦力は申し分ないと思うけど、周りがそうなってくると劣等感感じちゃうよね。」
「劣等感なんて言葉覚えたんだ。」
「確かに資源はここ最近足りなくなってきてるよね。もう第四部隊まで編成できるようになっているんだし、遠征に毎日行かせるようにしたら?」


劣等感の言葉のことはスルーされたが、そのあとに言ったことに確かにと思った。
現に第四部隊まで編成が可能になってる中、支持はあまり出していない。
編成したのに何も命令がないと、宝の持ち腐れも当然だ。


「それもそうだね、遠征行ってなかったから資源も足りないわけだし、遠征も成功させなきゃ新しい遠征場所も設けられないもんね。鍛刀も資材配分を変えればいいだけだし、何とかなるかっ!」
「悩みも晴れた?」
「うん、何とかね。あとは実行あるのみ!!」


その後、鳴狐を呼んで鍛刀部屋に向かい、今までとは違った資材配分をお願いした。
鍛刀時間が表示した時間は、3:20:00。江雪さんと同じレア4太刀の時間を引き当てたのだった。



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