・猫又の妖
猫の耳に2つに裂けた尾を持つ。この耳と尾は妖力を使って隠すことも可能。
猫目で夜目がきく。人里に現れる時は白布で顔を隠している
他の妖とは馴れ合わず2人で基本的に生活している。定居を持たず廃れた神社などに住み着き、残っていた神力を吸収していたためか2人共妖力はそれなりにある。
妖気に惹かれて神社に来る人間を誑かしたりすることも多々。たまたまその人間の憎悪に塗れた願い事に気まぐれで手を貸したりする。あくまでも人間は遊び道具。
見た目は少年だが、実際の年齢は不明。今の姿は動くのに一番適した姿だという。あまりどちらが兄でどちらが弟と気にしていない。

家族構成:無し



・蔓良(kazura)

"気がついた時には二人きりだった。何が正しいのか、何が悪いことなのか、それすら教えてくれるものはおらずただ弟を守るように存在している猫又の兄"

「ねぇ、次は何して遊ぶ?」
「啼良、そこまでにしてよ。誰が片付けると思ってるのさ」

双子の兄。
外見年齢16歳 164cm
一人称:ぼく、二人称:あんた/お兄さん/お姉さん(誰に対しても)

啼良よりは感情の起伏は薄い。
可哀想だから人間はあまり傷つけたくない、という理由を掲げあまり手は出さないでいるが、一旦理性がなくなると啼良と同じだというのを自覚しているだけである。
本能よりも理性が強いだけで本質は一緒
人間は良い遊び相手。もっと遊びたいのにすぐ壊れてしまうのが悩み事であると本人は思っている。退魔師に対しては近寄るだけでも不快なのかろくに近づこうとしない。
嗅覚が研ぎ澄まされているのか自分たち以外の存在が近づいてくると臭いで判別できる。啼良の敏感さと足してその対象が自分たちにとってどういう影響を及ぼすか考えることも多々

啼良に対しては呆れながらもちゃんと最後まで付き合う。なんだかんだ大切な片割れ

珠玉:手の平より一回り小さく艶やかさはあまりない。海面が波打って反射している海のような玉



・啼良(nazura)

"己を守るようにただ本能の声に従うのみ。味方はいつも片割れだけだった。何をしてもいつも心は晴れることはなく、叱られることを知らない猫又の弟"

「みーっつけた!どうして逃げるの?そんなにボクたちがこわい??」
「アッハハまるでボクが悪役みたい」

双子の弟
外見年齢16歳 164cm
一人称:ボク、二人称:アンタ/おにーさん/おねーさん(誰に対しても)

蔓良よりも感情の起伏が激しい。
害をなしてくる奴は皆敵だという認識。血を見ると興奮する。肉を裂く感覚がそのまま楽しいという感情に繋がる
理性と本能は同格。傍から見ると狂っているが本人は全くそういうつもりはない
人間は良い暇潰しの玩具。形があるうちはずっと片手間に遊んでいる。
退魔師と遊ぶのも楽しいと思っているが、蔓良が近づこうとしないため必要以上には関わりなくない。
気配に敏感で自分にとって気に食わないものだと先に身を守ることを確保することも少なくはない。

蔓良に対してはたった1人の片割れであるため嫌がることはしたくない。何よりも優先する対象である

珠玉:手の平より一回り小さく艶やかさはあまりない。雲間から光が差している空のような玉


■サンプル
(指名キャラになると「」が1人なくなります)
(人がろくに寄り付かなさそうな寂れた神社の社の入口に座りながら、暇を持て余しているように足元に転がっている身体と切り離された頭をコロコロと転がしながらずっと1人で何かを考え込んでいる蔓良を視界に入れ)
啼良「さっきから何ずっと考えこんでるのさ?もうこのおにーさんたち動かないしボク暇。」
(死体に引き寄せられたのか辺りに集まり始めたカラスの鳴き声を耳にいれながら蔓良は啼良を振り向くと、その足元にある頭を軽く蹴りまるで今すぐここから離れたいかのように啼良の手を引っ張り上げその表情はどこか焦りすらもあるように端正な眉を寄せて)
蔓良「昨日は三人、今日は五人だった。これがどういうことか分かる?退魔師がここに気づいたかもしれない。面倒臭いことはしたくないでしょ。」
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