モブ臨2 | ナノ






急かすおにいちゃんの声につられ、思い切ってそこを握ってみた。力加減がよく分からないまま、取り敢えず痛くない程度に握ってぎゅっぎゅっと陰茎を責め立てる。まだ皮を被ったままの亀頭に手をつけるのは怖くて、幹の部分だけを上下に擦った。でも、しばらくそうやって手をつけてみてもよく分からず、逆に滑りのない摩擦は皮を無理に動かして痛かった。じわぁと涙の方が滲んできて、もう手を止めてしまいたかった。

「臨也、手を出してごらん」

そう、と手を胸の前まで上げる。おにいちゃんは自分の鞄を漁って何かを取り出すと、その中身を上向けた臨也の手の上へと垂らしていった。

「このとろとろしたの、なーに?」
「これは“ローション”っていって、臨也がおちんちんを弄るのを助けてくれるんだよー」

手の上に大量に垂らされた“ろーしょん”は理科の時間に作ったスライムみたいに柔らかくて、臨也は右手から左手、左手から右手と垂らして遊んでみる。

「その手でもう一度、おちんちんを弄ってみなさい」

べとべとになった手を汚いなぁ、と思いつつもぎゅっとおちんちんを握ってみる。くちゅくちゅと音がしてすごく恥ずかしい。
しばらくそうやって無言で弄っていると、何だがお腹の下辺りがむずむずしてきた。

「(なんだろう……)」

初めて得た感覚を、目をつぶってひたすら追い掛ける。ぐちゅぐちゅという音が耳に一層大きく響いて、すごくどきどきしてくる。
緩急をつけながら擦り立てると、おちんちんがムクッと大きくなった。

「わっ!おにいちゃん、おちんちんがおっきくなった!!」

驚いて思わずおちんちんから手を離して、兄を仰ぎ見る。途中から存在も気にせず弄っていたが、今更視線を感じて頬を染めた。
おにいちゃんは、はぁはぁと息を荒立て、俺と同じようにおちんちんを取り出して弄っていた。


(……………あれ?)


「おにいちゃんのおちんちん、おっきいねぇ!色も黒くって強そう!」

にこにこしながら言うとおにいちゃんはちょっと困ったように笑ってた。変なことでも言っちゃったのかなぁ……でもおにいちゃんの手のなかにあるおちんちんはびくびくと血管が浮き出ていて、俺のおちんちんとは全く違う。
俺も大人になったらこんなおちんちんになるのかな………強そうだけど、ちょっと怖い。

「んー、臨也にはまだえっちは早いかなぁ…」
「………おにいちゃん…?」

えっちってなんだろう……俺の不安を見透かしたように、おにいちゃんは優しく笑った。

「シたら臨也を傷つけちゃいそうだなぁ……んじゃ代わりに、」

自分のおちんちんをぎゅっと握っていた手を、俺のおちんちんへと伸ばしてくる。同時に腰を引き寄せられ、兄ちゃんのそれが俺のに押し付けられた。

「今日はこれでいっかぁ………」
「これで、って…どういうこと?まだ何かあるの、おにいちゃん」

兄ちゃんは曖昧に笑って答えずに、いきなりそれを実行した。
手で俺のとおにいちゃんのを束ねるようにして、先端部分がこりこり当たるように扱かれる。頭がくらくらするほど気持ちがよかった。
「ほ、ら…ッ……臨也の手も、同じようにして?」

上擦った声で言われ、ぼーっとした頭を振って、慌てて手を伸ばした。
初めて触れるおにいちゃんのおちんちんはとっても熱くて、ドキドキしながら指を絡める。

「ひゃんっ、ぁう!ふゃああ…っ………お、おにいちゃん!あつい…熱い!これ、なぁにぃ!!」

一人で弄っていた時よりも、二人で一緒に弄る方がびくびくして、勝手に腰が動いてしまうのを兄に支えられる。
じんわりとお腹が温かくなって、頭が上手く働かない。
クラクラする感覚に怖くなって問い掛けると、おにいちゃんは俺のおでこにキスしてくれた。

「、それは“気持ちいい”って言うんだよ。言ってごらん、臨也っ」
「あ、いいっ…気持ち、いいっ……!」

ぬるぬるしたものが俺のとおにいちゃんのさきっぽから、だらだらと出てきて気持ちいい。手のひらを穴の上にぎゅっと押し当てるとびくっと腰が跳ねた。

「んっ、臨也。一緒にイこうか!」
「…ぅ、ん!」

“イく”と言う事が何なのかは知らなかったけど、熱でかっかっとする頭で必死に頷く。
おにいちゃんのも、俺のも、ぶるぶると震えて、おちんちんの中を熱いのが駆け上がってきた。その感覚に逆らわず、そのままふたり一緒にイった。

「ひゃぁあああんっ」
「……んっ……!」

俺のおちんちんからはぽとぽととしか垂れなかったせーしが、おにいちゃんのからはどばぁと溢れてきた。
ビュッビュッと音を出しながら、断続的に出てきて、勢いのある白い液体は俺の顔や胸を汚す。

「ふぁ、おにいちゃんのせーし、すっごい熱いね……にがぁい!」

口を開けると唇にとろーっと入ってきて、せーしを舐めてみる。カルピスと同じ色をしていたから、甘いのかなぁ…と思っていたのに苦くて、思いっきり顔を顰めた。
おにいちゃんはそんな俺を携帯で撮って、それから全身にかかった精液を拭ってくれた。

「臨也、おちんちんを弄るのはどうだった?」
「んー…気持ち良かった!」
「またしたい?」
「したい!」
「でもね臨也、もっと気持ちいいことがあるんだよ…?」
「本当?!」

顔をこしこし擦られながら答えると、にやにやと悪戯を持ちかけるように笑いながら教えられた。

「今度、してあげるからね」
「ありがとう、おにいちゃん!」

もっと気持ちいい事………おにいちゃんは本当に物知りだなぁ。でも今度教えてくれるっていうし、いい子にして待っていようっと!

「大好き!おにいちゃん!!」













尻切れとんぼ感が溢れる……
18禁には持ち込まなかった、犯罪はダメだからね!
そして臨也の言動を幼くしすぎて文章難しかった……





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