ショタ臨 | ナノ


※モブショタ臨也、書きかけログ
いきなり始まっていきなり終わる。






 小さい頃から他の子供たちよりも可愛がられることは、俺にとっては当たり前のことだった。
 頭を撫でられたり抱き上げられたりする延長で、未熟な性器やピンク色の乳首を性的に弄られたりするのも、まぁまぁあったことだ。小さい頃の俺は、今からでは想像もつかないだろうが精神が他の誰よりも幼くて、その強いられる行為がどんな意味を持つのかは知らなかったのだ。

 その頃の俺は純粋だからこそ、そんな大人の愚行が許せたのだ。それでも常に恐怖を感じては、幼い俺は心の中で“このあくむがはやくおわりますように”と叫んでいた。



 今の俺が狂っていると言われる程の人間になったのも、そんな大人たちの影響が少なからずあるのだろう。・・・・・・・・・この話はそんな幼くて純真だった俺が汚されるようになった一番初めの話。まぁ、所謂、





“初めての男”の話、だよ。


















「んやぁぁ…あ、もうやだ……だめ…だめだよぉ……ッ」

 自身をしゃぶり取られ、臨也は薄い背をしならせる。皮を被ったままの自身の先端を、男の舌が抉り、性を知らなかった清い身体は、幼いながら遊女のような艶美さを醸し出していた。小さな窪みから滴る愛液は、ない。臨也は今年ようやく小学校へと通うようになった年だ。身体はくすぐったいような快楽に溺れさせられるが、まだまだ未熟すぎた。少しの硬度しか持たず、弾力性しかない少年の性器だというのに、それを銜えた男はただ臨也の反応が見たいのだと言わんばかりにその動きを激しくする。

 男は臨也のクラスの担任だ。熱血漢な性格、顔立ちに、真面目そのものの角刈りの髪。初めてこの男を見たときは、その男らしい姿に、憧れと羨望を抱いたものだ。体育の時間、でんぐり返しがうまく出来ず、涙ぐんでしまった臨也を誰よりも励ましてくれたこの男は、普段の学校生活でも他の生徒よりも優遇してくれた。

 しかしそんな男の行動と裏腹に、臨也は他の子と違う扱いをされるのが好きではなかった。頻繁にそう扱われてしまうと、次の日の朝には臨也の靴が消えているからだ。靴だけではない、筆箱やお道具箱に入れていたカスタネット、折り紙。小さい子供の手が届くものはすぐに消えていった。・・・・・・言葉のない暴力、それは臨也に悲しみしか与えなかった。




 だんだんそれがエスカレートした時、この担任に呼び出された。臨也の通う学校は珍しく、小学校というのに教師一人一人に研究室が与えられていた。その研究室に入った臨也を、男は少し見つめたかと思うと鼻息も荒く、臨也の小さな肩を掴み部屋の奥にあるソファーに押し倒してきた。
 臨也が驚いて小さく悲鳴を上げると、男はますます興奮したようだ。臨也の紅葉のように小さな掌をべろりと舐め上げ、淫猥に唇の端を吊り上げる。臨也が呆然と放心している間に、その薄くあいた唇の中へと無骨な男の親指を潜らせ、柔い舌の弾力を楽しみながら、潔く己の身を庇い始めるように暴れだした臨也の耳へと。荒い息を吐き続ける口を近づけ下品な声音で牽制した。



「先生の言うこと聞いてくれたら、いじめ止めさせてあげるよ。」
「・・・・・・・・・っ!」



 はっとしたように自分の顔を見詰めてくるその視線の中に困惑と恐怖、そして期待の眼差しを見つけた男は静かに喉を鳴らすのだった。














なんだか書き掛けのモブ臨出てきたんであげときます、続き書きたい。





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