夜毎、麻痺る | ナノ

 
※入れてないけどがっつりエロ
※短め











 臨也の足の裏がゆるゆると俺の性器を踏みつけるように擦る。

「くっ…ぅあ、」

 平たくなっている足の裏で擦られる途中途中で、つま先にぐっと力が込められ、自分の腹に押し付けられた性器がぐっしょりと濡れそぼってしまっているのを、自覚せざるを得なかった。
 ぐにぐにと緩急をつけて踏まれ、背筋がしなる。

「気持ちよさそうだね、シズちゃん」

 亀頭を乱暴に刺激され、先端から溢れた先走りが幹を伝うのが分かった。

「あ……あ、ひ、あっぅ、い、いざやぁっ」

 ぐちゅりと汚らしい音が響く。
 臨也の足が裏筋を擦り上げ、その動きに確かに感じてしまう自分が嫌でたまらない。
 たまらないのに、臨也の足に自分の性器を押しつけてしまう腰の動きを止められない。

「ふぅん、あっ、あっあん、、あっあっあ……!」

 積極的な静雄の動きに、臨也が口角を上げる。
 臨也が舌舐めずりをしてから激しくし始めた踏みにじるような足の動きに、目の前が真っ白になった。
 
「ひゃぁあああんっ…………!!!」

 まさか、こんなことをされて、いってしまうなんて。
 倦怠感に襲われながら、自分がしてしまったことに呆然としていると、足首を掴まれる。

「…ははっ、シズちゃん、俺の足でイっちゃったんだー…かーわいいー」

 何をされるかと身構えれば、敏感な神経の通った足の裏をべろりと舐められた。
 舌の感触があまりにもリアルで、一気に鳥肌がたった。

「ひっ!」

 反射的に足を引っ込めようとしても、体に力は入らないし、がっちりと掴まれていてかなわなかった。
 臨也はしばらくぺちゃぺちゃと唾液をまぶすように俺の足の指を口に含め、舐めしゃぶったり、土踏まずや踵に舌を這わせていたかと思うと、おもむろにぐいと引き寄せた。
 導かれたのは臨也の股間、そそりたつ性器の上。
 生温かい感触が足の裏に触れ、唾液ではないなにかでぬめる。
 臨也は俺の足の裏や指を己の股間に擦り付けるようにして動かし、挑発的な視線をこちらに寄越した。
 自分の足を、自慰まがいの行為に使われている。
 首から上が発火したかのように熱くなった。恥ずかしくて、すぐにでも足を除けようとしたが、自分の足が擦り付けられている臨也の股間から目を逸らせなくなった。

 尻の穴がきゅんと疼いて、こくりと溜まった唾を飲み下す。
 明らかに欲情した俺の表情に臨也が満足気に笑う。

「…ねぇ、シズちゃん。………欲しい??」

何を、とは言われなかった。
でも臨也の指は、先程から疼いたままで堪らない俺の秘所へと、静かに伸ばされていて。

だから俺は、臨也の性器に押しつけたままだった足に、力を込めて応えた。




ぐちゅり、














さて鳴ったのは、どちらの股間からだったか………最後に付け足そうとした一文でしたが、ただのシモでしたので止めときました(いい笑顔)

フェチ全開、突発的に数分で書きました
臨静のエロには手を出さないつもりだったのに、ね
短めのエロはログに入れるべきか悩む。
次はシリアスものにする……!






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