短編 | ナノ


音駒高校男子バレー部は、GW合宿で宮城に来ていた。なんでも、烏野高校とはゴミ捨て場の決戦≠ネる因縁の戦いがあるらしい。

それが2日後に迫った日の夜。あたし達は烏野総合運動公園合宿所に泊まっていた。
あたしはキャプテンである黒尾先輩に明日のことで連絡があったので部員が泊まっている部屋に来ていた。


「我らが因縁の相手(らしい)烏野に女子マネージャーは居るか否か!!俺は居ない方にハーゲンダッツ!!」

「えーっ。俺は居た方がうれしいから居る方で!」

「僕もですっ」


山本の質問なキチンと答える犬岡と芝山。くそっ 一年コンビかわいいな!


「バカヤロウ!うちには居ねえのに向こうにだけ居たらくやしいだろうが!!万一居たとしてもゴリラみたいな奴だったら許す!!」

「え?でも音駒には風香先輩がいるじゃないですか」

「そうですよ」

「アレは女じゃねぇ!」


『へぇ…』


黒尾先輩との話を中断させ、山本の後ろに立つ。山本はビクッと身体を震わせる。


『あたしは女じゃない。へぇ、ふーん。そう』

「あ…いや…あの…その…」


ダラダラダラダラ。
汗が止まらないらしい山本は視線を右往左往させていた。


『あたしはマネージャーじゃないんですか。あは、そうですか』

「(あー、真っ黒笑顔だ。こりゃ相当怒ってんなー。てかアレ、明日の話は?)」

「(こうなったら風香は止まらないしな…。ゲームやってよ)」

『ドリンクつくったり、タオル渡したり、ボール磨いたり、部室キレイにしたりしてんのに?』

「あ…う…」



『ふざけんなバカヤロー!!』



「ぐぶおっ!」


あたしは渾身の一撃で山本を殴った。





ネコの合宿
(う…うう……!覚悟しとけ烏野ぉぉぉ!!)
(山本うるせえ!そんな元気ならテメーだけ練習増やしてやろうか)
(スっ スンマセン…)
(山本ざまあ)





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書きたかったこの音駒の会話!
アニメそして漫画を見てからさらに書きたくなったのです…!
烏野も好きだけど音駒も好きだ!ゴミ捨て場の決戦ホント好きだよ!夜久さんとスガさんマジおかん。

一応設定的には


音駒高校二年
男子バレー部マネージャー

男まさりなところがあったりなかったり。
潔子さんと仲良し。いいだろ山本((ドヤァ
なんやかんやで部員全員が大好き。
ツンデレだったりしなくもない。
夜久さんとスガさん見てて「あ、オカンだ…!」ってなる。
クロの「ぶひゃひゃひゃ!!」という笑い声につられて笑ってしまう。
研磨によく「風香とクロって似てるよね…髪が黒いとことか、何か黒いとことか」って言われる。マジか。

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