○デ.ュ.ラ・ろぐ8(臨×帝*にょた) | ナノ
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●11話で臨也×帝人(にょた)2010.03.23
アリかナシかって訊かれたらさ、まあ正直魅力には乏しい身体だって言っちゃうよねェ?
彼女の年齢ってのもあるかもしれないけどさ、とにかく上から下までストーンと薄くて、まあ一応それなりに柔らかいことは柔らかいんだけど(…まあやっぱり男とは違うしね。…って、何で知ってるかって、それはまあイロイロと、ってヤツ)正直凹にも凸にも欠けていて、まああの首ナシライダー…とまではいかなくともいいけどさ、もうちょっとこう…頑張りましょうってのが本音ってところかな。
―――けど、なんだけどねぇ?
□ □ □
正直臨也の目からしても、ひどく可愛らしい―――としか映らない、理屈を言葉の通じない相手に向けて、それはもう必死にこねて、『…理屈も、』
『通じない相手に挑む、力も僕にはありません・・・努力する時間さえも与えてもらえない・・・・だから、…僕は、』
僕は、数に 頼る―――と臨也の視線の先で、高らかに携帯を、彼女の武器を、天に向かって掲げる彼女は、これは、けれど ア リ だろう。「…ハハハッ、」
「思った以上だ・・・・・愉しいよ…」
薄くて、平らで、女としての魅力に欠ける―――だから?
…そんなものより、「…ハハハハッ、」「愉しいよねェ・・・・ねぇ、」
もっと、ずっと―――ずっとずっとずっとずっと、ずっとずっと愉しいものが、
「帝人、くん―――?」
今、正に目の前に―――臨也の前に、存在している。
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