アクセス制限 ○オッサンの姫抱っことは良いものだなあと思いました(捏造バNー×タIガー) | ナノ

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●オッサンの姫抱っことは良いものだなあと思いました(捏造バNー×タIガー)
初出:2011.04.05


※とりあえず一話視聴時点でうっかり辛抱たまらなくなった人が何もかもを捏造しまくってみたバNー×タIガー。
どう考えてもバNーはタIガーに惚れている。(※はず)でどう考えても初恋の相手で絶対にその昔一般人だった頃のバNーは輝いていたヒーローだった頃のタIガーに会った(てか助けられた)ことがある(※はず)で、以来タIガーは実はバNーの憧れのヒーローで片思いの相手だった(※はずだ!!)。んでもってタIガーは妻帯者だったけどどうも男やもめっぽい感じだし、…なので若造の積年の思いが募って余ってみたりするととてもとてもとても楽しいのでぜひバNーには思い余って欲しいところであります軍曹殿!!
※とゆー感じに清々しく捏造してみた以下わたしの脳内劇場です(↓)







バーナビーは苛立ちを隠せない(てか隠さない、だ)ようにイライラとかぶりを振ると、「…まったく、」

「どうせ最後まで言わないと分からないんでしょうからはっきりと言って差し上げますけど・・・・あなたのことが、」

好きだからですよ、なんてとんでもないセリフを抜かしやがった。



「はあッ・・・・!? …って、おいバッ…「…言っておきますけど、」

と前置きしながらまるで逃がさない、とでも言うようにバーナビーは虎徹の腕をガシッと拘束しやがった上で虎鉄をしっかと見据えると、「…言っておきますけど、」

「これはあなたの聞き間違いでも、思い違いでも、ましてや勘違いでもありませんからね。…僕は、あなたのことがずっとずっと好きだったんですよ。…そう、昔あなたに助けられたあの日から・・・・僕は…そうですね。あなたの言葉を借りるなら、僕は『あんたに惚れてる』んですよ。…うだつの上がらない、ヒーローとしては崖っぷちの、しかもこんなオジサンで子持ちで男やもめのあなたに・・・・残念ながら、僕は…」

本気なんですよ、なんて真顔で(…真顔でだ!)虎鉄にそんなことを、このガキは言いやがったのだ。







―――と、まあそこまでなら別にいいっちゃいいんだが…っていや別に良かないんだが、まあ確かに衝撃的な事実だったし驚いたことは驚いたんだが、だからといって「はいそうですか」とおいそれと受け入れられるってものでもないし、というかぶっちゃけ虎徹は男より女の方がいい。
…だから、まあバーナビーには悪いとは思うが、「…そうか…」

「まあなんつーか・・・・そいつはどーも…あんがとよ。・・・・しかしまあ、なんつーか…「…言っておきますけど、」

サックリお断りの言葉を述べようとした、虎徹をバーナビーは遮って、

「…言っておきますけど、」

とバーナビーは、まるで獲物を前にした肉食獣のような眼で、

「こうなったからには、逃がしません。あなたには、僕の物になってもらいます。
…ああ、逃げようとしてもムダですよ? 絶対に逃がしません。…あなたも僕から逃げられるなんて思ってないでしょう? 第一僕とあなたは、コンビっていう切っても切れない間柄じゃないですか。
…だから、」

ねえ、とバーナビーは、虎徹に言った。

「あなたも…」

覚悟してくださいね、とまるで捕食者が、ほふった獲物の血肉を喰らって啜る時の顔で。




※*ニ話視聴後にはサクッと流していただけると嬉しいというか希望。いずれ本編に告白イベント(※若造が実は昔助けられたことがあって憧れてたとか抜かしちゃう)がくるといいなあと思って願って止みません。

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