アクセス制限 ○デ.ュ.ラ・ろぐ18(「おさななじみ」静×帝) | ナノ

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●その求愛は予定外(静×帝)
2010.08.22


「えッ・・・・ちょ、静雄ッ…くん・・・・っ!?」

5年の歳月を経て再会した幼馴染は、ずい分と様変わりをしていた。
なんと言っても、その身長。昔は――それでも、彼のそれは伸び悩んでそのままとまってしまった帝人よりも、ずっとずっと将来性を感じさせるものだったけれど――背伸びして帝人に追いつくかつかないか、というくらいだったのに、たった5年で帝人の頭上はるか先、などもう

(・・・・詐欺だ!!)

としか言いようがない。…しかし、ちょっと伸びすぎなのではなかろうか。
…だがしかし。彼の変化は、それだけではなく―――なんと言っても、「…じゃ、ねえ」

「え?」
「君、じゃねえ・・・・帝人、」

静雄、だ―――とその胸の中に、すっぽり帝人を抱きしめて。
囁く静雄の瞳が、すっかり雄の表情イロを浮かべて、帝人を見つめているなどと。
…帝人にしたら、(…ちょっ、)

(なにこれ!? なにこれ!? ちょッ…なんなの、これーーーーーーッ!!?)






―――もう詐欺だ!! としか、言いようがない。


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