○絶.チ.ル・ろぐ・2(賢×皆) | ナノ
log *NEWに載せた小ネタSSをたらたら***
●アップし忘れてました<賢×皆2010.05.13
レアメタルに宿ったフェザーとの意思の疎通をいかにするか、という問題で。
まあ賢木が、その被験者(?)に志願してくれたのは、(皆にとっても皆本にとっても)有り難いことは有り難い、事ではあったのだ、が、
…だがしかし。「…っつか、ホントによ?」
「ひっでぇよなー・・・・せーっかくこの俺が協力してやるっつったのによー・・・・お前ら、てか皆本よ?…おっ前、」
全ッ力で拒否りやがって―――とぼやく賢木には、皆本だって申し訳なく思わないでもなかったけれども、
…でも、
「仕方ないだろ、賢木・・・・なんでか彼女は…その、」
「ハイハイ、お前の事を気に入ってんだったよなー?・・・・ったくよ、ホンットーにお前って奴は、」
厄介な奴にばっかし、好かれやがってよ―――と眇めた視線を投げる相手に、しかし皆本はもの申したい。
「…まあ、俺だってよ?」
どうせお前を口説くなら、断然俺のまんまの方が良いんだけどな―――だなんて微笑う男には、
「…ッカおま、さかッ、き・・・・ッ!」
お前だって尚の事だ、と。