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●男体化ハ ル×キョン(♂)前提での(ハ ル ヒと)キョン
2010.04.10


今日も今日とて涼 宮 ハ ル ヒという女は、満開のハイビスカスみたいな顔で笑う。

「こーらー!ちょっと、トロトロと何やってるのよ、キョーンー!?」

俺の視線の先で手を振っている、人の都合も世界の都合も考えない、ギラギラと殺人光線の如く降り注いでくれる真夏の太陽の輝きにも等しき“涼 宮 ハ ル ヒ”らしさ全開のそれは、(こう言っちゃなんなのだが)全く以って“涼 宮 ハ ル ヒ”そのもので(…まあ本人だしな)、入学以来なんだかんだとハ ル ヒの奇行(としか言い様のない)あれやこれやに付き合わされ続けてきた身としては、(例えどんなに勘弁してくれと願ったところで天上に輝くそれからは逃れられないように、)ハ ル ヒのそれとももはや既に諦めの境地に至る程にはお馴染みだったが、なんと言うか俺としては、今はとある理由で、直視し難いものがある。
…いや、それがなにかとは訊いてくれるな。生涯の沈黙を俺は誓う。
が、そうだな…これだけは言わせてもらうなら、今のハ ル ヒとまったく同じカオをして笑う、だが確実に違う相手―――との、

  『キョッ…ン、キツッ・・・・!ね…もうッ…ちょっとゆるめ、てよッ・・・・!?』
  『バッ、カッ、おまッ…ル ヒ、…ッリ、言うなッ…って・・・・ッ!』

…未だ、
あまりにもリアルなその記憶―――を、俺が思い出しちまうもので。

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