小説タイトル
1話

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?1話?あの頃は… (5/15)
side→ルートヴィッヒ


朝食を終えて兄さんに紅茶を入れ
朝食の片付けをしているとチャイムがなった

イタリアか?
いや、アイツならチャイムも鳴らさずにズカズカと入ってくるはず…

なら日本か?
とくに用事はなかったと思うが…

家の扉を開けると目の前にはハンガリーがいた

珍しいな

「おはようございます。ルートさん」

「ハンガリーか。どうした?」

「プロイセンに用があるんです。(黒笑)」

ハンガリーの後ろに一瞬黒い物が見えたのは気のせいだ。
いや、気のせいであってくれ!!

「あ…あぁ。上がってくれ」

ハンガリーを客間まで連れて行く

「ちょっとここで待っていてくれ。兄さんを呼んでくる」

「はい。」



ハンガリーが兄さんに…
仲がいいのは知っていたが会いにくるとは珍しい。

兄さんの部屋についた

兄さんの部屋の扉を叩く


…返事がない

寝ているのだろうか?

もう一度叩く

「兄さん?起きてるか?」

「起きてるぜ。」

かすかに食器を置く音が聞こえた。
カップを置いたのだろう

「兄さんにお客さんが来ているぞ」

「…今行くぜ」

カチャっと音を立てて扉が開いた












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