小説タイトル
1話

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今朝見た夢は…
ケンカをして殴り合いになった時…


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「ふざけんなよっ!!」

「ふざけてねぇ!!俺たちハンガリー部隊は囮として敵に攻めこむ!」

「んなことしたらエリザベータたちは死ぬかもしれないんだぞ!?」

「じゃあどうするんだ!?このままじゃ戦いは永遠に終わらない!!」

「だからって…っ!!」

「いいからギルベルトは回り込んだ敵を倒せばいいんだ!!行くぞ!お前たち!!」

「…っだから…なんでわからねえんだ!!」


プロイセンはハンガリーの頬を容赦なく
拳で殴った

ハンガリーは地面に尻餅をつく


「ってぇ…一体なにしやがる!?」

ハンガリーはすぐさま立ち上がってプロイセンをなぐる

「ぐっ…!お前は…死ににいくのか!?」

「死なねーよ!!」

「いいや。お前は死なねーかもしんねぇが兵士たちはどうだ!!こいつらには家族がいるんだ!!
囮ってことはたくさんの兵士を失い
したがってその家族を悲しませる!!」

「っ…!!でも…勝つにはこれしか…ないんだよ!!」

またしてもハンガリーがプロイセンを殴る

「戦いに勝っても…ハンガリーが滅びてどうする!!」

プロイセンも負けじと殴り返す

「でもっ…!!」

二人の殴り合いはしばらくして兵士達によって治められた。


「はぁっはぁっ…!!」

「……悪い…やりすぎた…」

「ん?気にするな。俺こそやりすぎた…
ケガ大丈夫か?」

「…っお前はなんで自分のことは…!!」

「この程度ならなめときゃ治るさ!!」

「そうじゃなくて………来い!!」



手軽な切り株に座らされるハンガリー

「なんだよ?まだやんのか?」

「黙ってろ…」

ハンガリーは押し黙る。
何かと思って見ているとプロイセンは救急箱をとりだした。

プロイセンは傷の一つ一つを丁寧に治療していく

「ギルベルト…そこまでしなくても…」

「いいから。俺様の言うとおりにしてろ
お前は女なんだから…傷が残るのはよくねぇだろ…」

「…ギルベルト…サンキューな!!」

プロイセンは顔を背ける

背けるときに見えた顔が赤かったのは別の話…

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本当に懐かしいですね…












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