リクエスト2.「ヤンデレサシャで微裏」
「さ、しゃ」
「おいしそう、おいしそうですね…!」
「やめてよ、っ!」
酔っぱらっているらしいサシャが、私を押し倒している。
先ほど不注意で切ってしまった腕からどくどくと流れている私の血を見て、いつもなら真っ先に心配してくれるサシャが、なぜか顔を紅潮させている。
「食べていいですか!?いいですよね!!」
言うが早いか、彼女が私の腕に流れる血を遠慮なく舐めてくる。…というより吸ってくる。
「痛い!痛いよ、サシャ!」
「あああこんな美味しいもの飲んだことないです!!」
腕がよだれだらけで気持ちが悪い。
段々血が流れなくなってくると、次は舌で傷口をえぐるようにしてくる。
「あああ、痛い!痛い痛いやめて、やめてえ!!」
「はあ…このまま捌いて、お肉まで食べたいです」
「やめてよ、怖いよサシャ!」
「もっと…もっとください!」
「嫌っ!?」
胸元を無理やり開けさせられて、首筋に思いっきり噛みつかれる。
もちろん血が出て、それを丹念に舐められる、
それが終わると、次はなぜか下着を無理やり下ろされる。
「、何して、も…やめ」
「お肉の塊…!」
「ひゃ!」
胸に、…乳首を噛まれる。
今回は血が出るほどではなかったが、ちゅうちゅう吸われて、変な気分になる。
「サシャ、痛い…!」
「んー」
「あ、吸わないで、ゃっ」
「何も出ないですね…」
「あ、やだ、んぁっ!」
「赤くて美味しそうだけど、味がしません…。
もっと……」
「え…」
「もっと美味しいの、ください」
「やめ、っ!」
歯に力が入った、噛まれる!
そう思って目を閉じたが、衝撃は来なかった。
酔いが回って寝てしまったようだ。
助かった……。
「おはようございます!
「おはよう、サシャ」
「!?どうしたんですか、その腕!首も!」
「…覚えて、ないの?」
「何がですか?それより、大丈夫なんですか?
包帯ぐるぐるで痛そうです…」
「……大丈夫、だよ」
ただ、あなたの違う一面を見てしまったのが、怖いだけ。