かげで交わされる会話


黄瀬「朱音っち〜!ゴミ捨て手伝ってくださいっス」
青峰「黄瀬、勝手にそいつを連れてかない方がいいぞ」
緑間「どうなっても知らないのだよ」
黄瀬「ちょっとそこまで一緒に行くだけっスよ!つかデートにゴミ捨て誘うわけないでしょ!」

朱音「黄瀬くん、あたしペンより重いもの持てない体質なの」
黄瀬「そんなずっしりしたカバン持ってる人がなに言うんスか」
青峰「そん中なに入ってんだ?」
朱音「征十郎の教科書とかお弁当とか」
緑間「…お前のはあまり入ってないな」
紫原「だから赤ちんあんなにカバンすかすかなんだー」
黄瀬「もうそれパシリじゃね?朱音っちたち、ほんとに付き合ってるんスか?」
朱音「…(目逸らし)」
青峰「……」
緑間「……」
紫原「……」



紫原「朱音ちんさっきなにしてたのー?」
朱音「え?」
紫原「俺のクラスの奴と話してたけど」
朱音「ああ、紫原くんの友達なんだ」
紫原「友達っていうか…」
朱音「暇そうにしてたから話しかけたんだってー。見覚えないのにナチュラルに話しかけるもんだから知り合いだっけって焦ったよ」
紫原「ふうん」

紫原「やっぱそうみたいだよ。あいつ朱音ちん狙い」
赤司「よし、そいつを連れて来い」
紫原「あい」
黒子「ほんと過保護ですね」
赤司「彼氏として当然だろ」
黒子「フリでしょう?」
赤司「……」
黒子「最初から素直に告白すれば良かったのに」
赤司「うるさい」


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