香り


ラジオ聞いたら黒子の中の人が金木犀の香りする香水を誕生日のプレゼントされてたので
(リハビリ)


朱音「……」
黒子「なんですか」
朱音「黒子くんから良い匂いがする」
黒子「ちょっと。嗅がないでください(ぺちん)」
朱音「なんだろ…どこかでかいたことあるの」
黒子「いま汗かいてますし。本気でやめてください(べちん)」

高尾「ねえ、朱音ちゃん本気でビンタされてるけどいいの?」
青峰「テツが手出すとか100%朱音が悪ィだろ」
高尾「…まあ、匂い嗅がれたらそうなるよねえ。しかも朱音ちゃん嗅ぐのに夢中で黒子くんにくっついてるし」
緑間「あいつらはいつもああだろう」
高尾「いつも!!?いつもあんなにくっついてんの!?だからみんなスルーなの!?」

朱音「ぺろ、これは!キンモクセイ!」
高尾「なめた」
朱音「いやノリです。流石になめてないっす」
黒子「身の危険を感じました。今後一切ボクに近づかないでください」
朱音「冗談だよ黒子くん〜」
黒子「…」

青峰「テツのあんな顔はじめて見た」
緑間「黄瀬にする表情よりも嫌悪むき出しなのだよ」
黄瀬「ちょ、ヒドッ!」
高尾「(笑)」




〜後日〜

朱音「〜〜♪」

高尾「朱音ちゃんがタオルに頬ずりしてご機嫌なんだけど」
青峰「黒子ン家の柔軟剤がキンモクセイの匂いだったんだと」
高尾「あ、あれ黒子のタオルなん?」
青峰「くっつかれるよりはマシだからな」
高尾「あ、黒子くんも走り込み終わったみたいだね」
黄瀬「黒子っちフラフラっスね。いつものことだけど」

黒子「…朱音さん……」
朱音「あ、おかえり黒子くん!ごめん仕事してなかった!タオル持ってくる」
黒子「…これでいいです」
朱音「あ、それ!今まであたしが」
黒子「いいです別に」

朱音「〜〜〜〜〜」
黄瀬「照れてる」
青峰「めっちゃ朱音見つめながら汗拭いてる」
高尾「黒子クン挑戦的だな…」
黄瀬「ただの負けず嫌いなだけっスよ」
青峰「ちなみに朱音は自分からくっつくのはいいけどテツからのは照れるんだよな」
黄瀬「でも負けず嫌いだから悔しい」
高尾「似た者同士ってやつね」

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