押し倒してしまいました 【誠凛入学初期】 火神「あっわり!」 朱音「……!!」 リコ「なにやってんじゃお前は―――!!!」 火神「いってええ!!飛んでったボール追いかけてたら壱原来たの見えたけどブレーキかけられなかった。っすよ」 朱音「リ、リコせんぱい…!」 リコ「よしよし。もう、怯えちゃってるじゃない。火神!外走ってこい!!」 火神「う、ウス。その…悪かったな、壱原」 朱音「う、ううん」 リコ「朱音ちゃん、大丈夫?」 日向「…カントクー!オレら昨日のメニュー通りやってるから壱原看てていいぞー!」 リコ「うん。お願い!」 朱音「だ、大丈夫です!すみません!リコせんぱい行ってください!」 リコ(そうは言ってもビクついてるしなあ) 朱音「火神くん、事故なのにあたしのせいで外周を」 リコ「それは別にいいよ。火神だし」 小金井「朱音ちゃーん!落ち着いたらみんなでアイス食べるからコンビニ行こう―――!」 リコ「小金井くんはちゃんと練習する!!!」 朱音「い、行きます!!」 火神「オレチョコモナカの!!ジャンボのやつ!!!」 日向「外走ってろって言っただろーが!」 オチなんてない。 【数か月後】 火神「あっやべ!」 日向「あ、なんか見たことある光景…」 火神「わり!だいじょっっ、痛え!」 朱音「あ、ごめん。つい」 火神「これ手形残りそう」 朱音「あんたそんなヤワじゃないでしょ」 日向「ビンタの音じゃなかったぞ今」 黒子「あれが朱音さんの本来の力ですよ」 伊月「そんな中二病みたいな」 小金井「封印されし力が解き放たれたのだ」 木吉「壱原は封印されてたのか!なるほどな!」 土田「いやあ、壱原も慣れたよなあ」 伊月「つーかアイツらはいつまであの体制なんだ?」 黒子「指摘するまででしょうね」 朱音「こうして見ると天井に電球たくさんあるなあ」 火神「こうしてみると床のつなぎ目の線めっちゃあるぞ」 日向「慣れすぎっていうか意識しなさすぎだろ!」 黒子「そこが二人の良いところですよ」 小金井「あれが黄瀬だったら?」 黒子「顔面イグナイトでした」 伊月「もうやったことあるのか…」 |