転勤することになりました @俺赤司 赤司「半年後に転勤になった」 朱音「え、そうなんだ。どこに?」 赤司「…もう少し不安そうにしてくれないかな」 朱音「高校時代京都と東京で離れてたのになに言ってんの。あの時と違って土日は休みだしお金はあるし」 赤司「…」←不満 朱音「それに征くんのとこって全国展開してるじゃん。そうなるかもって社会人になったとき征くんだって言ってた」 赤司「俺とは離れてて暮らしたいってこと?」 朱音「だってしょうがないじゃない。遠距離でも今時カメラ電話が無料でできる時代だし。で、どこなの?」 赤司「外国」 朱音「えっ」 赤司「…さすがに焦ったね」 朱音「そ、そりゃあ」 赤司「着いて来てくれない?」 朱音「…!それって」 赤司「朱音は遠距離で耐えられるかもしれないけど俺は耐えられない」 A僕赤司 赤司「日本国外に転勤することになった。半年後に」 朱音「え!外国!?」 赤司「パスポート申請とか住民登録の知識はある?」 朱音「かじった程度…出来るだけ手伝うよ」 赤司「なに言ってるんだ。朱音のだよ」 朱音「はい!?」 赤司「行く前に式を挙げるとしたらバタつくだろう?僕の方でこっちはやっておくから」 朱音「ちょ、ちょっと待って!私も行くってこと!?私も仕事があるし…」 赤司「昔は朱音がプロポーズしてくれたけど今度は僕から言うよ。結婚してくれ」 有無を言わせぬずるい僕赤司 B黒子 黒子「外国に転勤が(ry」 朱音「日本人よりもアグレッシブな性格なんだよ!大丈夫なの!?自己主張しないとほんっとうに黒子くんに気付いてくれないよ!?」 黒子「そこなんですか。確かに心配ではありますけど彼女としては第一声はそれじゃないです」 朱音「だって…今だってデスクワークしてるのに黒子がいないぞ!無断欠勤だって騒がれてるんでしょう」 黒子「いつの話ですか。今は上司も理解ありますからご心配なさらず」 朱音「…」 黒子「引き止めたいなら素直に言えばいいんですよ」 朱音「っ、そんなこと思ってませんー!」 黒子「恐らく数年は戻ってこれないと思います」 朱音「せいせいすりゃあ」 黒子「我儘ですけど待っててくれませんか?」 朱音「…」 黒子「帰ってきたら結婚しましょう」 朱音「あ、死亡フラグ」 黒子「ちょっとそういうのやめてください」 待っててくれませんかと言いつつ指輪を差し出すといい。 赤司よりもずっと一緒にいたから離れるのが不安な夢子。 |