逆に燃えるタイプ


朱音「緑間くん!アイスあげる」
緑間「いらん」
朱音「でも、そんな七輪持ってたら火ついてなくても暑くなるでしょ?」
緑間「…ラッキーアイテムなのだから、幸運を呼び込むのだ。暑いくらい仕方ないのだよ」
朱音「汗ダラダラ垂らしながらなに言ってんの。ホラ、こっち向け」
緑間「オレに構うな」


青峰「お前わざわざ教室まで来たのかよ」
朱音「だって朝練のときから辛そうなんだもん。青峰も見てたでしょ」
緑間「辛くないのだよ。クラスへ戻れ」
朱音「汗拭くくらいマネージャーとして当然のことなのだよ」
緑間「真似をするな!」
青峰「キモい」
緑間「…お前は仮にも赤司と恋人なのだろう?赤司以外に」
朱音「やだー緑間くんたら照れちゃって!かわいいっ」
緑間「いい加減にするのだよ!!!」

朱音「あーあ。出てっちゃった」
青峰「お前緑間いじるの好きだよな」
朱音「だって面白いじゃん」
青峰「Mだろお前」
朱音「いじるの好きって話したのにMかよ」
青峰「だって冷たい反応が好きなんだろ?緑間と、テツもおまえにはつめてーときあるし、赤司だって」
朱音「なぜだか説得力が」


黒子「赤司くんは朱音さんには過保護ですよ」
朱音「そう?」
黒子「というか、ボクをその枠に入れないでほしいんですが」
朱音「え?なんで?あたし黒子くん好きだし」
黒子「やめてくださいこんなところで高らかに言わないでください」
朱音「好きだよー黒子くーん(嫌そうな顔見て楽しくなってきた)」
黒子「抹殺されたらどうしてくれるんですか」
朱音「骨は拾ってあげる」
黒子「物騒なこと言わないでください」

朱音「黒子くんは?」
黒子「はい?」
朱音「あたしのことはどー思ってます?」
黒子「後先考えない馬鹿な人だと」
朱音「なにそれ!てかそんな目で見ないで!哀れんだ目で見るのやめて!」
黒子「よく分かりましたね。その通りですよ」
朱音「……」

朱音「ちくしょ怒ったからね!今度練習で倒れたらその間にスカート履かせてやる!!」
黒子「絶交です」
朱音「ふふん絶対やるんだから」
黒子「絶交です」
朱音「…ごめんなさい黒子くんんんんん」

青峰「やっぱ朱音ってテツのこと好きだよな」
紫原「てーか、黒ちんの迫力が怖かっただけじゃね?」


おまけ

黄瀬「朱音っち、オレは?オレは?」
朱音「ファンが怖いのでノーコメント」
黄瀬「(ファンが怖いってことは良い答え!?)」
黒子「いつもポジティブで楽しそうですね」

黄瀬「黒子っちは?」
黒子「は?」
黄瀬「オレのこと」
黒子「キモイです」

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