| 紫原くんの頑張り ※本人出てきません 「ホラ、荷物持ってあげる」 「朱音ちん寒そう。だいじょぶー？」 「なんかあったら手伝うから言ってねー」 朱音「…最近紫原くんが優しい」 黒子「いつになく行動的ですよね」 青峰「でもオレたちにはなんもなくね？さつきにもなんもしてねえし」 黄瀬「クラスの女の子たちにも言ってるっスよ」 黒子「え、そうなんですか？」 黄瀬「落とした消しゴム拾ってあげてたの見たっス」 青峰「いつもならアイツそんなの見ないふりだろ？」 黒子「朱音さんにだけ優しくするなら好きになったんだってわかりますけど」 青峰「それ黄瀬だろ」 黄瀬「ちょ、青峰っち！！」 赤司「聞きたいか？」 朱音「うわ！びっくりした…！」 青峰「赤司！おめ、ビビらすんじゃねえよ！」 朱音「征くん黒子くん並の存在感のなさだった…」 青峰「赤司のは存在感消してるんだろ。テツは影薄いだけだけど」 黒子「ふたりともぶっ飛ばしますよ」 赤司「もうすぐバレンタインだから、いつになく活動的なんだよ」 「「「………チョコ目的かい（っスか）！！」」」 黒子「たしかに、紫原くんにとっては死活問題ですね」 青峰「つか男は誰でも欲しいだろうが」 黄瀬「オレはファンの子からもらえるから特別なにするってことでもないっスけど」 黒子「黄瀬くんは滅んだらいいと思います」 黄瀬「黒子っちひどい！」 赤司「だから桃井には何もしてないんだろうな」 青峰「そりゃあ、さつきのは逆にいらねえよ」 朱音「バレンタインかー。部活で忙しそうだし、今年はやらなくていいかなー」 赤司・黄瀬「「えっ」」 黒子「ショックな方が約二名」 赤司「朱音、彼氏にあげないという選択はどうかと思う」 朱音「だって前日も当日もみっちり練習あるじゃん。あ、コンビニのチロルチョコとか」 黄瀬「朱音っち料理うまいし、手作りするべき！あと俺も欲しいっス」 朱音「さっきファンの子からたくさん貰うって」 黄瀬「朱音っちのは別ッ」 青峰「オレにもよこせ」 朱音「……その態度はなんなの。青峰にはあげないー」 青峰「ああ？！」 朱音「征十郎と黒子くんと黄瀬くんと紫原くんと緑間くんにはあげるよ」 赤司「（俺のだけでいいのに…）」 二年のバレンタインなんてキセキ内ギスギスしまくりだと思うけど。 |