緑間はぴば!


朱音「今日は七夕です」
青峰「七夕だ」
朱音「そして」
紫原「ミドチンの誕生日ー」
黒子「というわけで」
朱音「短冊にメッセージを書いてみました。受け取ってね(はーと)」
緑間「ハァ」
朱音「むん、なんだいその態度は。一生懸命書いたんだよ?お祝いだよ?」
緑間「短冊ごっそりついた笹の葉を渡されても受け取れないのだよ!!」

黒子「ちなみにアイデアと短冊は朱音さん、笹の葉を用意するのは僕が。青峰くんと紫原くんが運びました」
朱音「あたしの緑間くんへの気持ちを書いてみたの!」
赤司「おい緑間ちょっと貸せ」
緑間「貸すどころかあげるのだよ」
紫原「ミドチンいらないのー?」
緑間「いらん!」

朱音「…ううっ、」
青峰「ほら泣いたー!おめーのせいで面倒臭えことになった!」
緑間「うっ」
黒子「(思いっきり嘘泣きですけどね)」


赤司「…(ぐしゃり)」
朱音「ああ!征くん!あたしの短冊ぐしゃぐしゃにした!」
赤司「緑間、誕生日おめでとう。だが練習を休みにするつもりはないぞ。分かってるな」
緑間「…当然なのだよ」
黒子「話を逸らしましたね」
青峰「なになに…『背が高くて眼鏡でなんか顔がキレイだよね。羨ましい。シュート決めてる緑間くん格好良いよ!朱音』」
黒子「確かに緑間くんへの気持ち、ですね。ですが妬みが入っているように思います」


緑間「……祝おうとしてくれた気持ちだけは受け取るのだよ」
朱音「え、」
紫原「デレた」
青峰「デレた」
黒子「デレましたね」
緑間「あとはいらん。持って帰れ」
朱音「!?」
青峰「ツンだ」
紫原「ツン発動ー」
黒子「朱音さん、笹の葉持って帰ってくださいね」
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