遊園地に行こう


朱音「やたー!来たの久々!!」
青峰「なんでこのメンツで?女子お前とさつきだけだし…テンション上がんねー」
黒子「そんなこと言いつつアトラクション乗ったら人一倍はしゃぐのは目に見えていますよ」

紫原「身長制限あんのかな」
黄瀬「逆にっスか。何センチ以上からの方じゃなくて何センチ以下じゃないと危ないから乗れないとか…」
緑間「キャストに確認するのだよ」
青峰「赤司とテツは確認しなくても大丈夫だな、良かったな!」
赤司「ほう」

黄瀬「青峰っち!?」
朱音「既にテンション上がってただと…!」
緑間「馬鹿が」
紫原「峰ちん死亡フラグー」


赤司「朱音、お化け屋敷があるぞ」
朱音「ほんとだ。征十郎入る?」
赤司「…お化け屋敷、怖いんじゃなかったのか?」
朱音「え…と、昔はね。今はもう!大丈夫になったよ」
赤司「そうか…」
黒子「(怖がってるところ見たかったんですね)」

赤司「おかえり。黒子、黄瀬。楽しんだかい?」
黒子「クジでペアが決まったとはいえ黄瀬くんとお化け屋敷入っても面白くありませんね」
黄瀬「黒子っちはお化け屋敷入っちゃダメっス!余計見つけられなかった!!」
黒子「それもこれも朱音さんがお化け屋敷平気になったせいで赤司くんが待機すると言い出したからです」
赤司「怖がっている人と入らないと面白くないだろう?」
黄瀬「悪趣味っス」

黄瀬「平気な子とは怖がったフリして抱きつけばいいんス。怖がってれば突き離されたりしないし」
黒子「最低です」
紫原「なに考えてんの」
赤司「よく堂々と言えたものだな…」
黄瀬「へっ!?」
青峰「この朱音ボディーガード達の前でよく言ったな」
桃井「私も黒子くんとペアになって抱きつきたかった…」


青峰「あ、最後のペア帰ってきたぞー…あ?」
黄瀬「どうしたんスか?」
黒子「朱音さん、緑間くんにはりついてますね」
青峰「平気になったんじゃないのか」
紫原「ダメだったみたいだねー」
赤司「朱音、お化け屋敷は」
朱音「だめだめ!怖すぎ!!」
緑間「途中から背中にくっついて目を開けようともせずすべて俺任せにされたのだよ」
朱音「緑間くんが格好良く見えた…」
紫原「(朱音ちんが平気って言うから赤ちん待機組に入ったのに)」
黒子「(見誤りましたね、赤司くん)」

赤司「…朱音。俺ともう一度入ろう」
朱音「嫌に決まってるでしょ!!征くんのばか!!」


朱音「黒子くん助けてえええ!!!」
黄瀬「(緑間っちから剥がして無理やり連れてった…)」
紫原「(朱音ちん泣いてる)」
黒子「朱音さん、見栄を張った罰です」
青峰「お前時々つめてーよな」
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