帝光中二年の彼ら


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黄瀬「朱音ちゃんは赤司っちと付き合ってるんスよね…?」
朱音「う、うん」
赤司「(じーっ)」
黄瀬「どこが好きなんスか?」
朱音「え、ええ?…うーん、昔はずっと一緒だったから思わなかったんだけど離れてみたら征十郎の顔って私のタイプかもしれない」
赤司「…!」
黄瀬「え、顔?」
朱音「声も好きだよ」
青峰「やめとけ。これ以上は赤司が爆発する」

A
黒子「黄瀬くんは朱音さんが好きなんですか?」
黄瀬「へ?」
青峰「ははーん、赤くなってやんの」
黄瀬「指ささないでくださいよ〜!好きだけどそんなんじゃないっス」
黒子「そうなんですか?」
黄瀬「つか、そんなこと言ってたら赤司っちに何されるか」
青峰「あいつの支配欲ハンパじゃねえからな」

黒子「確かに赤司くんは何かするでしょうね」
青峰「いーから告れよ。面白いから(俺が)」
黄瀬「あ、青峰っち…後ろに赤司っちが」
青峰「あ?」
赤司「楽しそうだね、青峰」
青峰「…べ、べつに?」
赤司「青峰と黄瀬は練習倍のメニューだな」黄瀬「俺も!?」

B
朱音「さつきちゃん…なんでそんなに髪さらさらなの」
桃井「え?」
朱音「あたしクセっ毛入ってるからこんなさらさらになったことない」
桃井「朱音ちゃん、…な、なんか近くない?」
朱音「あと胸…が。こんなに大きいから青峰があたし見て馬鹿にするんだ!あいつの標準がさつきちゃんなんだよ!あたしが小さいのもあるんだけど!!!」
桃井「朱音ちゃん落ち着いて!あたしだってテツくんと仲の良い朱音ちゃんが羨ましいよ!」
朱音「心と体入れ替えっこしよう!」
桃井「二つとも入れ替えたら結局変わらないよ朱音ちゃん!!!」

お互い羨ましいと思ってる女子ズ。お互い大好きです。さつきちゃんはフラグ立ってるのに関係をはっきりさせない赤司にイラついてたりします。

C
朱音「黒子くーん!今日は数学の先生欠席らしくて自習だって!」
黒子「嬉しそうですね」
朱音「だって一番眠くなる五時間目が休みとか天国じゃん?寝るしかないっしょ!」
黒子「どうぞ。僕は本を読みたいので」
朱音「え、……寝ないの?」
黒子「寝ていた緑間くんに落書きしてきたって楽しそうに話してた人の傍で寝るのは怖いです」
朱音「ちっ」
黒子「もし僕に落書きするようなら朱音さんを無視します」
朱音「黒子っちごめんねええええ」

俺様でも惚れた弱みで折れちゃう赤司よりも何事にもはっきりしてる黒子のが夢主に強い。それとこの夢主たぶん高尾と気が合う。
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