▼志望校
及川「春ちゃんはどうして烏野にしたんですか」
春加「……」
及川「及川さん気になります」
春加「…交通の便？」
及川「うっそだ！それならもっと近いとこあるじゃん！なんでよりによってトビオちゃんと一緒のトコなの！？」
春加「影山は偶然だし。ていうか私のが烏野入ったの先だから」
及川「学力だって申し分ないのに」
春加「ありがとうございます」
及川「そういうことじゃなくて！」


▼志望校�A
及川「及川さんが言いたいのは、どうして青城じゃなかったのかってことなんだけど」
春加「青城は及川さんがいる時点で対象外だった」
及川「そんな！」
春加「自分の胸に手当てて考えてみな（にっこり）」

及川「岩ちゃん！俺なにした！？」
岩泉「…俺に聞くな」


▼志望校�B
春加「私がどこ行ったか知らなかったくせに、見つけた途端会いに来るのやめてくれませんか」
及川「やだ。てか春ちゃんが教えてくれなかったんじゃん！」
春加「聞かれなかったんで」
及川「聞いたよ！わざわざ中学まで行って聞きに行ったよ！」
春加「彼女に会いに行けばいいのに」
及川「…それ、本気で言ってるの」
春加「…」
及川「本当は嬉しいくせに。あ、ほら。照れた」
春加「うるさい！埋まって！」
及川「埋まるの！？」


▼志望校�C
及川「あああ、一緒の学校なら帰宅デートとか休み時間に会いに行ってくだらない話したりお弁当作ってもらって屋上で一緒に食べたり放課後誰もいない教室でちゅーしたり出来たのに」
春加「ベタすぎてひく。脳内少女漫画なの？」
及川「だって花の高校生だよ？恋しなくちゃ」
春加「他の子とやってんだからいいじゃない」
及川「……」
春加「図星だ」
及川「…」
春加「ちなみに私はお弁当作って一緒に食べたことならある（部活メンツ）（主に日向のため）」
及川「え、ちょ、ちょっと待ってなんてことしてるの！オレ以外の男にそんな事しちゃダメでしょ！？羨まし……春ちゃん俺にも作っ」
春加「面倒だからやだ」

及川「じゃあやっぱりせめて連絡先を」
春加「面倒だからやだ」
及川「返事さえも面倒になってる！！」