▼ボールを枕にいじけてた
春加「日向かわいいー」
及川「…」
澤村「ほんと日向バカだな」
春加「振り向いてもらわなくても尽くすだけで心が満たされます！」
田中「分かる！俺も潔子さんのためなら喜んでお金を出す」
春加「あー。私は物に替えるかな。肉まんとかスポーツ用品？そっちのが喜んでくれそう」
田中「いっぱい食べる君が好き？」
春加「それよ。嬉しそうな顔見てるとこっちまで嬉しい！どうしよう！」
及川「春ちゃんのばかー！さっきからチビちゃんのことばっかり」
春加「及川さん居たんですか」
及川「居たんですよ。絶賛いじけてたのに春ちゃん構ってくれないんだもん」
春加「面倒でスルーしてました」
及川「いま面倒って言った！」

澤村「段々哀れになってくるよなあ」
田中「けどガン無視じゃないですよ？」

及川「だから聞こえてるよ！」


▼我慢出来ず壁ドン
田中「！あれは」
日向「最近話題の…」
澤村・菅原・旭「「「壁ドン…！！！」」
」
春加「っ、離してください」
及川「ちょーっとおいたしすぎたね。春ちゃん。及川さんも怒るときは怒るんだよ」

菅原「さすが、あの二人がやると絵になるな…」
月島「止めなくていいんですか？」
田中「あいつなら抜け出したいとき抜け出せるだろ」
及川「別にチビちゃんが可愛いでいいけどさ、格好良いのはおいか、」
春加「西谷くん」
一同（（（（即答ーー！？しかも遮ったーー！））））


田中「うっうっ、流石に同情しちまうぜ…あんな仕打ち…」
旭「あ、フラついて蹲った」
月島「そりゃ、あんなことして違う名前言われたらショック受けちゃいますよねえ」
春加「でも、」
及川「もういいよ…傷口に塩をかけないで…」
春加「普段ウザいけど試合してるときの及川さんはとっても格好良いと思ってます。危うく惚れそうになるくらいには」
及川「！！」
月島「！」
田中「デレた！？」
澤村「はやい…！蹲ってたのにもう宝生の手を取って」
及川「もう一度試合観に来て！！いや、今！烏野と勝負を」
春加「アンタしかいないのにどう勝負すんのよ！とっとと戻って練習しろ！」
及川「ウチは月曜日は練習ないんだよ」
春加「ウチは練習あるの。今！なう！だから帰れ！」


▼どうしても
及川「サーブだけでも」
春加「ここでやろうとしないで。みんなに迷惑でしょ」
澤村「いいんじゃないか」
春加「えっ」
澤村「対及川のサーブレシーブの練習になるしな…一対六でリベンジだ」
春加「（怒ってるー！怒って真っ黒なことゆってるー！）」
及川「ちょ、六対一！？」
春加「待ってください。流石にそれは」
及川「春ちゃん…！」
日向「え！大王様と戦えるの！さっこーい！」
春加「及川さっいけー！」
田中「変わり身早っ！」