監督「赤葦ー、烏野のマネージャーが買い出しに行ってから帰って来ないんだ。迎えに行ってくれないか?」
赤葦「俺がですか」
監督「仲が良いそうじゃないか。烏野の誰かが行っても迷うかもしれんし」
赤葦「…分かりました」
監督「よろしくな」

春加「あれ、赤葦くん。どうしたの。練習は?」
赤葦「中々帰ってこないので迎えに来たんです」
春加「あ、ごめんね。スーパーにはすぐ着いたんだけど品物がどこにあるかで時間かかっちゃって」
赤葦「迷ってなくて良かったです。荷物貸してください」
春加「ありがとう。…なんか新婚さんみたいだね。手でも繋ぐ?」
赤葦「遠慮します。俺は姪の幼稚園のお迎えな気分です」
春加「娘でもない!?」


▼着いて早々捕まった
黒尾「おーおー。仲がよろしいことで(ニヤニヤ)」
春加「なにも言わずに荷物持ってくれるんです。優しいでしょう?黒尾センパイと違って」
黒尾「えー?俺はいつでも優しいだろ」
春加「…」
黒尾「オイ。ツッキーと同じリアクションすんなし」

黒尾「じゃー俺も持つ」
春加「…黒尾サン?どうして私の手を握ったんです?」
黒尾「え、荷物を持つんだろ?」
春加「……」
黒尾「睨むなって」
春加「私ガード固いんですよね」
黒尾「ちぇー」
赤葦「宝生さんは烏野以外には興味ないんじゃないですか」
春加「赤葦くんはけっこー好きだよ」
赤葦「やめてください」
春加「なんで!?」


▼自主練習
春加「黒尾サンと木兎サンの自主練に参加してくれまセンカ」
研磨「……い、いや…です」

春加「ダメでした」
木兎「女子のお願いでもだめかー」
黒尾「だから言ったろー」
春加「で、そろそろ帰っていいですか?」
黒尾・木兎「「だめー!」」
春加「私は!スガさんのところへ行くんです!」
黒尾「あれ、チビちゃんのところじゃねーの?」
春加「日向は影山とやっちゃんがいますから…えへ、へへへ」
木兎「末期だな」
春加「成功するって信じてるから私は旭さんたちの方に行くんです」
木兎「赤葦いけ!この中じゃ一番引き止められる!」
赤葦「……木兎さんが泣くので行かないでください(棒読み)」
木兎「えーんえーん」
黒尾「ほらぁ春加ちゃんが冷たくするからー」
春加「…」
木兎「無言やめて!!」
春加「大地さんのところ行ってこよーっと」

黒尾「逃げ足はや」
木兎「烏野への愛の力ってやつじゃね」
黒尾「ちぇー」

第三体育館詰
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -