▼第三体育館
黒尾・木兎「ツッキー!」
月島「……」
木兎「なんだよー今は携帯じゃなくて俺達とトークする時間だろ」
黒尾「ちげーよオレたちとバレーのお時間だよ」
月島「…」
木兎「連打?文字打ってる?打つの早いな」
黒尾「なに?彼女?」
春加「え、彼女?」
月島「違います」
黒尾「お、反応した」
木兎「ツッキー起動」
月島「お二人は再起動した方がいいんじゃないですか?あ、もう手遅れですかね」
木兎「パソコンって調子悪いとき再起動より強制終了からの起動のが早くね?」
黒尾「分かる」
月島「(論点ズレてるし)」
春加「ツッキー彼女いるの?」
月島「……いませんケド」
春加「じゃあ好きな人?」
月島「は?」
春加「携帯」
月島「…アプリですよ。暇つぶしに」
木兎「暇つぶして!オレたちが呼んでただろーがー」
月島「嫌ですよ。センパイたちに構ってたら疲れるじゃないですか」
黒尾「そのわりには春加チャンの質問には答えるのな」
月島「…」
春加「ふっ、そこはほら。ツッキー私のこと大好きだから」
月島「え?そんな人どこにいるんです?見てみたいなー」
春加「私はツッキー大好きだよ!」
月島「間に合ってます」
黒尾「でもでもでもでも〜」
春加・木兎「そんなの関係ねえ!」
月島「……帰りますねー」
春加「ああ!ツッキー!」

▼逃げる必要なくね?
木兎「やーいフラれた」
春加「木兎さんだって一緒じゃないですか!」
木兎「じゃあフラれた同士付き合うか」
春加「やだ…私には日向っていう天使が…」
黒尾「今チビちゃん相棒と練習してんだろ?」
春加「私には菅原さんが」
黒尾「似合わない」
春加「西谷くんが…」
黒尾「身長コンプレックスでもめて破局」
木兎「お前はほんと烏野贔屓だよな」
春加「だいすきー」
黒尾「のわりに今オレたちといるけどな」
春加「だってマネージャー部屋恋バナ始まっちゃったんだもん。他のみんなは真剣に練習してるしここが一番いても邪魔にならないっていうか。逃げてきました

木兎「ツッキーの恋愛事情聞いてたくせに」
春加「自分が聞かれないならいいのです」
黒尾「…俺はお前の恋愛事情気になるけど」
春加「え?嫌だけど」
黒尾「拒否れるじゃねーか」

▼珍しい二人
春加「ぷっ、あはははは!」
研磨「……」
春加「やばい!お腹…くるし…あははははは!!!」
黒尾「お?お前らが一緒なんて珍しいな」
春加「っ………!!アッハハハハ!」
黒尾「…なんだよあれ。爆笑しながら行っちゃったけど」
研磨「良かった…うるさいのが去った」
黒尾「で、なに話してたんだ?」
研磨「クロの頭ってどうなってるのか聞かれたから教えただけ」
黒尾「……」

黒尾「おいテメー春加。さっき俺の頭見て笑っただろ」
春加「〜〜ッ」
黒尾「声にならないほど面白いかよ。ほおー?いいのかいそんな態度で。またカレーと煮玉子2対8の比率で提供すんぞ」
春加「そ、そんな風に余裕そうなこと言うくせに寝方がそんなとか…黒尾センパイ可愛いっすね!!」
黒尾「そりゃどーも。本音は?」
春加「まじウケる」
黒尾「テメッ泣いてんじゃねーよ!」


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