▼人が持ってるものの方が美味しそうに見える
春加「なにそれ」
影山「あんまんっス」
春加「一口頂戴」
影山「どうぞ」

大地「影山が普通に渡してる」
菅原「宝生と一緒にいると影山って性格難なしな気がするよな」
大地「中学からの長い付き合いだもんなあ」

日向「おれもおれも!」
影山「はあ!?お前は二つ貰っただろ!」
日向「食い終わった。ひとくちでいいから」
影山「嫌だね」
日向「さっきの競争、おれが勝った」
影山「………。ホラ」
日向「わあい」

菅原「最初はあんなに反発し合ってたのにな」
大地「短い期間でも人は変わるもんだな」


▼日向語
日向「春加さん肉まん!大地さんが肉まん!」
春加「え、いいんですか?ありがとうございます大地さん」
田中「すげー、今のでよく分かったな」
春加「へ?」
月島「馬鹿同士通じるものがあるんじゃないですか?」
田中「春加は学年一位も取ったことあるガリ勉だぞ!」
日向「ええ!すごい!」
月島「意外…勉強は出来ても他が残念なんですね。どんまいです」
春加「ちょっと月島!どういう意味よ!」
日向「△◯※〒〜!?」
春加「うん、いいよ。今度差し入れに作って来るね、ジャンボ肉まん」
月島「だからなんで分かるんだよ…」


▼アイス
春加「それ、メロン味?」
月島「あげませんよ」
春加「聞いただじゃん!きみどり色してるから気になったの!」
月島「マスカットです」
春加「ふうん」
月島「…そのレモンと交換」
春加「え、」
月島「…」
春加「ほんとに?やった!」
月島「ひとくちだけなら」
春加「ありがと!ちなみにこれレモンじゃなくてマスタードからし味で」
月島「あ、やっぱりお断りさせていただきます〜」
春加「なんでよ」
月島「そんなゲテモノ要りませんよ」
春加「ゲテモノじゃないし。一度言ったことには責任持ってよね。月島のだけでも食わせろ」
月島「あ、ちょっと!」
春加「ごちそうさま〜」
月島「(なんだかいけないものを見てしまったような…)」


▼押してダメなら油断させろ
及川「春ちゃんひもグミ買ったんだけど食べよ!片っぽずつ持ってさ、ポッキーゲームみたいに」
春加「結構です」
及川「じゃあ、一人で食べて。はいあーん」
春加「(お、今回はすぐ引き下がった)あーん」
及川「美味しい?」
春加「うん」
及川「じゃあ次普通のグミね。あーん」
春加「あー、んぐっ」

及川「春ちゃんの口の中イチゴ味ー!」
春加「…卑怯な手使いやがりましたね…!」
及川「美味しかった?」
春加「全く!!!」

上級者及川

ひとくち頂戴
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