「遅刻してごめんね」解説

「分からない」というお言葉をいただき、「解説は私のプライドが許さんのでしません キリッ」とか言っていましたが、自分で読み返してもよく分からなかった上に、どこをどう直せばいいのか分からなくなってしまったので、意地を張らずに解説します。
思いっきり駄作と言っているようなものです。
意地なんか張って本当に申し訳ありませんでした。

百人いれば、百人の捉え方があると思います。
読んでいただける方は、それを大事にしていただいて、以下をお読みください。


はじめに

遊星と十代は時を越えてではなく、普通に生きてる中で再会しています。
そして、話ではすでに遊星は死んでおり、それから何十年と経ったところから始まっています。
十代はユベルと超融合したことにより半精霊の不老不死の体になっているため、普通に生きてました。という私の妄想。

別の話で書きましたが、十代は刃物で心臓を刺してもすぐに穴が塞がります。つまり、普通の自殺方法では死ねません。
それを書いた話では、自分の中にいるユベルに自分の魂を消してしまうことによって遊星と共に死ぬことができましたが、今回の話はそうではありません。


疑問が起こりそうなところとかの解説

・十代は何に寝坊したの?
  →これは「遊星が死んだのと同じ日時」に寝坊したということです。
   これは思いっきり書いてませんでした。馬鹿ですね。

・遊星との約束って?
  →上と一緒で、「遊星が死んだのと同じ日時」です。これは十代が勝手に決意したことです。

・なんで死人にメール送ったの?
  →遊星との(一方的な)約束に遅刻してしまったことを謝りたかったという気持ちと、遊星が死んだってことを受け入れたくないからです。
   ちなみに文章の後半。メールの送信失敗画面を当たり前のように見つめていたのは、死んでしまった遊星にメールを送る行為を今まで何度もしていたからです。

・なんで一番高い場所に?
  →遊星が愛した街を通して最後に遊星を見たかったから。
   っていうのと、ゴッズ最終回で遊星が行ってたから。

・なんで十代は死ねたの?
  →これは「心を殺したから」って言いたいんですが、ではいったい心を殺すとはなんぞやとなりますね。
   実は若干書いていますが、「心を殺す=人を捨てる」ということです。
   ちょっと哲学というか宗教みたいな話になりますが、心と体を別々のものだと考えます。でも繋がってます。
   十代の体を何度傷つけても再生するのは、心のほうに不老不死の精霊の力があり、繋がっている体は精霊の力によって再生する。という仕組み。という妄想。
   体はいくら傷つけても再生します。では、不老不死の元がある心を殺してしまえば物理的に死ねるのでは。という考えに至ったわけです。私が。
   そういう意味での心を殺すでした。
   そして、十代は遊星が死んでから死ぬ方法を探し出し、上の考えに辿りついたというわけでした。

・なんで十代は泣いたの?
  →嬉し泣きってありますよね。



ここでちょっとどちらとも取れることを書きますが、最後に十代は泣きましたよね。
嬉し泣きではありますが、嬉しいとか、泣くとかって心があるからできるんじゃないでしょうか?
はたしてこれは十代が生きている内に泣いたのか、それとも死んでから泣いたと感じたのでしょうか。
十代は死ぬことができたのでしょうか。


さて、ここまで読んでいただきありがとうございました。
解説をつけなければ分からないような話を書いてしまって申し訳ありませんでした。

今後、このようなことがないように改善していこうと思っております。


緑芽
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