公式が学パロを公認したようなので


 凌牙と璃緒とドルベ

「ドルベ先輩って知ってる?」
「最近転校してきた中の一人でしょう?あの大人っぽい人」
「そうそう!真面目で誠実そうで素敵よねー」
「わかるー!この間、たまたま図書室にいるのを見かけたんだけど、本を読むドルベ先輩が…なんか、こう……絵になるっていうかー!」
「かっこいいんだよねー!」
「ねー!」

凌牙「……」
璃緒「あら凌牙。どうしましたの?苦虫でも口に入りました?」
凌牙「違う。なんだその表現の仕方は」
璃緒「凌牙のそのなんとも表現しがたい顔は、もしかして先ほどのドルベのお話のことかしら?」
凌牙「分かってるなら聞くな。真面目で誠実そう……か」
璃緒「それがどうかしたの?彼はそういう人じゃない」
凌牙「いや……それは、そうなんだが」
ドルベ「ナッシュ!良かった、まだ教室だったのだな!昼食を一緒に取ろう!」
凌牙「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!?」
ドルベ「ああ、すまないナッシュ。驚かせてしまったようだな……」
凌牙「い、いや……。それよりドルベ、もうナッシュはやめてくれ……俺のことは凌牙で良いって言っただろ」
ドルベ「すまない。ナッシュはナッシュだからな……どうにも慣れないのだ」
璃緒「ドルベ、今日もお弁当作って来てくれたの?いつも悪いわね」
ドルベ「いつも世話になっている礼だ。これくらいどうということはない」
凌牙「ドルベ知ってるか?こいつ、お前が飯作ってくれるから朝早く起きなくて済むって……いてぇっ!」
璃緒「あら。私は凌牙が寝坊してこっちまで遅刻しては困りますから、凌牙より早く起きなくてはいけなくって大変ですのよ?」
ドルベ「流石メラグだ。凌牙のことを大事に思っている事が現れている」
凌牙「璃緒……」
璃緒「ほらほら、こんなところで油を売っている場合じゃありませんわ。屋上で遊馬達が待っているのでしょう?」
ドルベ「そうだな。ミザエルはあまり待たせると怒ってしまう」

「……え?ミザエルってあのミザエル先輩…?」
「あの金髪の人だよね……転校生の一人の……。すごい綺麗だけど、すごい怖いって聞いたことあるわ…」
「私、どこかの組の跡取りだって話聞いたことある。海外から転校してきたんでしょ?こっちでいうヤのつく人みたいなのと関係あったりして…」
「シッ!聞こえちゃうよ!……そんな人とドルベ先輩が仲良くしてるなんて…」
「それに、最近はかなり雰囲気変わったけど、あのシャークともあんな風に話してるなんて……」
「あの二人に……いや、あの四人に一体どんな関係性が…」

凌牙(真面目で誠実なドルベが俺と一緒にいると、そりゃ驚かれても仕方がないだろうな。どうでもいいけど)
璃緒「凌牙、どうしましたの?置いていきますわよ?」
凌牙「すぐ行く」



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