一時限目


銀魂高校3年1組

ここが私のクラス

z組とは違って普通のクラスで
私はその中の普通の女子だった

「しぐれ!次の教科なんだっけ?」
『次は数学だよ』
「ありがと」

どっちかって言うと真面目なほう…
なのかな?


放課後

帰りのHRも終わり
生徒達が下校していく

いつもは私もこの時間なんだけど―――

「小柴しぐれ」
『なんですか?』
「あんたいつまでその皮被ってるつもり?」
『何のことですか』
「しらばっくれても無駄よ。今から私たちがあんたの化けの皮剥がしてやるから」
『どういう…』
「フフフッ…明日になればわかるわ。じゃあね。小柴しぐれ」

そう
これがきっかけ

私にもわからない
何がいけなかったのか

覚えてるのは
この日は快晴だったこと

天気も
私の心も…


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