君の名前が貫いた
切れた唇に重ねる
まるで刺されたような
殴らないで下さい
痣は濃く黒く泣いた
傷に涙がしみる
もうすぐ終わる

硝子越しの君に恋した
君は僕といて幸せでしたか?
本当は僕じゃない誰かが好きなのでしょう?
束縛してしまったね
辛かったのでしょう
毎晩君は目を赤くした
皺も日に日に刻まれた
悪気は無いんだ
ただ、僕が悪いんだ
最期まで君の優しさに甘えてしまったね
僕は君がいないとダメみたいだ
棺桶に沈む君の横で泣いた
懺悔はもう聞こえない




信じてくれないかも知れないけれど、本当に本当に君が好きでした

宇宙人へのラブレター


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