bun | ナノ




mezzo的静臨展開について



「どうして俺たちにはそんな甘くて大人びて…みたいな展開がないんだと思う?」

「は?…つか何と比べてるか分からないけど、あまり自分と比較するのは落ち込むだけだから良くないと思う」

「うわ、シズちゃんが慰めた!…だってまだ俺たちちゅーしかしてない」

「…………」

「深いのとかしようよ」

「………」

「色々しようよ×××で×××な××××××」

「落ち付け臨也、一応全年齢を謳っているんだから、ダメだ、そういうのダメだ」

「えーつまんなーい。大人な恋愛しましょうよー…酒と涙と女と男だよー…」

「意味わからねーよ!…つぅか俺と手前もまだ子供だ」

「そうでした!シズちゃんなんかまだ17歳だもんねー18禁解禁してないもんね可愛い可愛い」

「喧嘩うってんのか」

「まさか!」

「それに『可愛すぎる臨也』『切ないのに可愛い静臨』コメントをよく貰ってるからやっぱりそういう方向で行くのが一番だと俺は思うわけよ」

「え、可愛い?俺可愛い?」

「俺は正直可愛くないと思う」

「酷い!シズちゃんが可愛いってコメントはあまりもらわないくせにいっちょまえに可愛くない言うな!」

「なっ…(ちょっと気にしてる事を…!)そーいうとこが可愛くねぇんだよ!手前は俺に攻められてふにゃふにゃしてれば良いんだよ!」

「攻め宣言キタコレwwww」

「うっざ…」

「でも俺はシズちゃんが可愛くなかろうとちゃんと好きだからね」

「……っ!」

「むしろシズちゃんの可愛さは俺だけが知ってれば良いの。誰にも見せたくないんだから」

「…………はぁ」

「っ……な、なに」

「バカじゃねえのか…」

「……バカだよシズバカだよ」

「俺がバカみたいな言い方するなよ」

「シズちゃんのは頭が悪いって言うんだよ…」

「まあバカだけどさ………バカなりに…俺だって手前の事、好きだ」

「…………きゅん」

「ちょっと効果音やめようか」

「シズちゃ……俺、なんか……」

「臨也…」

「身体が、熱いよ…」

「……はっ!流されないからな!!!」

「ちっ…バレたか…」

「知るか知るか勝手に熱くなってろ!」

「1人でしろと!?」

「生々しいわボケ!」

「やーだー!!シズちゃんに手でされながらイ」

「ああああああああこれ以上禁止!続きはウェブで!」

「ウェブここじゃん!」