辻陽平
(つじ ようへい)

▼4部、お相手杉本鈴美

 ぶどうが丘高校に通っている少年。16歳。辻彩の甥にあたり、中学3年のころ両親が行方不明になり叔母の彩に引き取られた。こげ茶の髪と目のいたって凡庸な顔立ちだが、目元は彩に似ている。背がひょろりと高く手足が長い、やや貧弱な身体つき。スクエアフレームの眼鏡をかけている。

 人と同調することに長けており、相手との距離の取り方が非常に上手い。学校では特に目立たないタイプだが意外と友達は多い。学校での素行も問題なく、ごくごく普通の少年。

 吉良吉影に両親を自宅で殺され、その爆発に巻き込まれ両目、顔の左半分、舌に酷い火傷を負っている。負傷した直後"振り返ってはいけない小道"で杉本鈴美と出会い、三日ほど匿ってもらった。その際に視力を失い味覚障害を起こしているが、自らのスタンドで補い、また傷も隠せるため日常生活を問題なく過ごす。間近にくると消毒液やオロナインなどの薬品の匂いがする。
 杜王町の殺人鬼の能力と顔を知りながら生存する唯一の人物。吉良から身を隠しながら、並々ならぬ復讐心を静かに育てている。



ストレンジ・カメレオン
【破壊力D(場合によりB)/スピードA/射程距離E/持続力 - A / 精密動作性 - B / 成長性 - C】

 辻陽平のスタンド。如何様にも姿を変え、本体を「擬態」させる。スタンド使いが見ても陽平が戦闘不能にならない限り姿を見せない。360度見渡せる高性能のレーダーを持ち、そこから得た情報で頭に映像が浮かぶ。


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