アレクシス/アレクシア

 クロイツベルク出身のドイツ人。パンク、ボヘミアン、カウンターカルチャーの熱狂的支持者が集まる雑多な街で粗野な父親の元に育ち、自身も同じ傭兵となる。相応の金をもらえば殺しから護衛、犬の世話まで何でもやる。あっけらかんとした性格で、特に信仰も主義もなくただはした金のために人を殺すクズだという自覚があり、それをあまり苦にしていない。ガンマニアで特にH&K(ヘッケラー&コッホ)が好き。ちなみにヘッケラー&コックと英語読みすると「ヤンキー野郎!」と非常に怒る。愛飲は巻きマリファナ。父親は12歳のとき依頼主に切り捨てられ殺されたが、それも仕方が無いかと納得している。金に弱い。
 金髪に青い目のゲルマン人で、背が高く中性的で端整な顔立ちをしている。インターセクシャルで独自のジェンダーを持つ。恋愛対象は男女拘らないがだいたい男性。昼間は髪を巻いてオールバックにした女性の格好でアレクシアと名乗り、夜は前髪を垂らした男性の格好でアレクシスと名乗る。
 どこにも所属せず、また仕事を終えた後始末されるのを防ぐため守秘義務はもちろん「依頼主の顔は見ない」「事情を問わない」「余計な情報は受けない」の三カ条を決まりにしている。しかし依頼を受け新生パッショーネのドン・ジョルノ・ジョバァーナを殺しに来るが、交戦中に依頼主が死亡。ジョルノが何故かアレクシアに自身の秘匿情報を多大に漏らし、これを知ったからには自分の下につくか死ぬか選べと迫られ、不本意ながらジョルノに雇われる羽目になる。しかし名目上はジョルノ・ジョバァーナ個人が依頼主であり、パッショーネについたわけではないと主張して憚らず、彼以外の命令には従わない。
 依頼はジョルノの護衛及び暗殺者の殺害。極秘に彼の不眠症の治療協力としてカウンセリングのようなこと(ただベッドサイドで話を聞くだけ)も行っている。突然ジョルノの側近のようになったためミスタには大変嫌われている。
 

カジノ・ロワイヤル
 非戦闘スタンド。勝負事をする前にひとつ賭けをして、それに勝利するとこれから行う全てがうまく運ぶというスタンド。賭け事は何でもOKで、コインの裏表やロシアンルーレットでも構わない。元々アレクシアが願掛けとして行なっていたことで、いつしかスタンドとなった。強運なのか、ここぞという時には勝負に負けたことはない。アレクシアは自身のスタンドを「勝利の女神」と呼んでいる。
 他人に運を任せることもできる。その場合、結果には賭けを行った者も含まれる。
(元ネタ:007カジノロワイヤル)





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