ピィチ・ジョン
（Peach=John）
・囚人番号：FE20991
・罪状：殺人、脱獄（刑期：３２年）
▼６部、お相手ウェザー
スペイン出身のアンダルシア人。赤毛とターコイズブルーの瞳で、バーレスク衣装のような服を好んで着ている。一人でいることを嫌い、人と接するのが趣味のような少女。
女囚刑務所から脱獄したと噂のSpectrophilia(スペクトロフィリア)【霊体愛好】で、さまざまな人に神や天使を見出しては抱き潰して殺している。何度かの裁判のあと精神異常を認められず有罪になり投獄された。細腕だがとんでもない怪力。同室であったキッド・キューに天使を見出し、２０ドルを支払ってハグをしたところ抱きつぶして殺してしまい、看守に追われて逃げ出して何時の間にか脱獄していた。そのため刑期が伸びた上、全国指名手配犯として張り出されている。ウェザーに導かれ、今は幽霊部屋に居ついている。
何度も殺人を重ねているが、本人が他人に積極的に殺意を抱いたことはなく、力いっぱい抱きしめたいという願望がそのまま殺人に繋がっている。締め付けられる、締め付けるといった行為に興奮するサディズムともマゾヒズムともいえる屈折した性癖を持っている。鳩が好き。
▼スタンド
JUDAS（ジューダス）
【破壊力 - E / スピード - A / 射程距離 - A / 持続力 - 13分 / 精密動作性 - C / 成長性 - B】
特定の姿を持たず常にピィチの後頭部に姿を隠しており、作用する時に限り見たものはチカチカと目眩を起こす眩しい光になる。「概念を覆す能力」を持ち、相手の持っている常識や概念を強制的にひっくり返す。
例えば「当たり前の現象」に強烈に違和感を覚え、まるで異世界に来てしまったかのような状況に陥らせたり、目の前の異常事態を異常と認識できなくさせたりする。攻撃力はなく、ピィチ自身にもスタンド使いである自覚はない。ピィチは他人のスタンドを「天使」と形容していた。
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