理想の夢は君と紅と。(sss)
2016/05/14 22:39


誰しもチャンスは一度。
成功も失敗も、理想も予想外も、その先に行ってしまえば、最早意味など何も示す事の無いのだが。
それでも、生命に平等に与えられた『死』と云う不治の病に掛かる時、最高の理想の形で迎えられたらどれ程に幸福な事だろうか。


「僕の理想はね、世界で一番好きな人の声で『君には何の価値も無かったよ』って最高に美しい笑顔を浮かべながら言われて、最高に絶望しながら、この腕を掻き切って、大好きな人の次に大好きな紅に染まりながら死にたいなぁ」


恍惚とした瞳で彼方を見つめ、うっすらと笑みを浮かべるその口から語られた理想を語る。
その姿は、まるで頭のネジが何処かへ吹っ飛んでしまった危ない人だ。


「叶わないなら、叶わないでそれでもいいさ」


ただ、幸福でも無く、不幸でも無く。
うん、まぁ楽しかったかな。
そうやってただひっそりと死んで逝けたら、これ以上の幸せはきっとないのだと思う。




――――――

一時期考えなくなってた死について。
結構リアルな理想像だったり。
馬鹿なリアルを晒したい衝動に駆られた。
自分は特に不幸でも無いのに、幸せじゃないと思う自分が恥ずかしい。
恥ずかしくて死にたくなる。
だけど、そう思う自分が多分好きなんだと思うと云う矛盾。
私可哀想宣言が好きなのと同じ、気持ち悪いねぇ(笑)

だから全て否定されて絶望したい。
くだらない事なんだって否定されたい。
勿論私の一番好きな人に云われると云うのが大前提ですが。


取り敢えず極力苦しんで死にたくはないよなぁと云う我が侭。
言っとくけど、まだ暫く死ぬ気は無いので悪しからず(やっぱり矛盾)


矛盾だらけで今日も楽しい一日。
言動可笑しいけど、白面です(尚悪いわ)
多分全て深夜のテンションに入っただけヽ(´∀`)ゞ
鬱っぽいけど本人は元気ですー。



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