ブロッケンボーグ


当サイトで最も優遇されている海外チーム。
誇り高き軍人の遺志を継ぐ集団。しかし、内部はいつでも和気藹々としており、軍人の「軍」の字も感じさせない和やかさに満たされている。
基本的に個性派揃いであり、長所と短所が恐ろしい程はっきりとしたメンバーで構成されている。

▼ヨナス・ポラック
ブロッケンボーグのキャプテン。
とても真面目で穏やかな気性の為、周囲からの信頼も厚い。所謂、好青年。
頭がキレるというタイプではないが、柔軟な思考を持っており回転が速く、機転が利く。
趣味はロケット作りであり、自室には自作のものから市販のものまで様々なロケットの模型が飾ってある。
又、天文学にも興味を示しており、常に星座早見盤を持ち歩いていたり、休日には天体観測の為に天文台へ足を運んでいたりする。
ロケットや天文関係の店の傍を通ると確実に足を止め、しばらく店から出てこない為、チームメイトは急ぎの際にはその手の店の傍を通らないようにあらかじめ注意を払っている。
アレクとは幼少期からの親友であり、幼馴染。
昔から面倒見の良い性格だった為、突拍子の無いことばかりするアレクに相当振り回されていた。
根本的に他人を嫌いになることが出来ない性格であり、博愛主義的な一面を持っている。

▼アレクサンダー・ハウゼン
ブロッケンボーグの一員であり、参謀的な存在。
非常に冷静且つ合理的な性格をしており、的確に指示を飛ばす、ブロッケンボーグ1のキレ者。
その反面、極度の人見知りである為、一度試合を離れると性格が一変。
初対面の人間や出会って間もない相手とまともに目を合わせることが出来なかったり、会話が成り立たなかったりし、混乱している状況下では古くからの友人にまで人見知りを起こすほど。
そうなった際は大概木の枝を探し、植え込みなどに姿を隠そうとする。
木の枝がない場合はその場であたふたと戸惑った挙句によく分からないことを口走ったり、奇妙な行動に走ったりしてしまう。
ヨナスとマキシム、幼馴染で気心知れた仲であるフェデリコの前だけでは人見知りは起こさないらしい。
植物の世話が趣味であり、スニーキングレイド用の枝はプランターによる自家栽培。

▼イェンス・ホフマン
作曲家志望で音楽学校に通っている努力家。
趣味は作曲とピアノの演奏であり、合宿所にはイェンスが持ち込んだスピネット・ピアノと譜面台が置いてある。
実家にはグランド・ピアノがあるらしい。
ブロッケンボーグで唯一のサウスポー(正確には左をメインで使っている両利き)で、譜面を書く際など、多くの場合で左手を用いる。
但し、指揮の際は右手を遣うことが多いらしい。
目が悪いらしく、譜面を書く際やピアノを演奏する際は眼鏡を掛ける。
フレームの色はくすんだ銀色。
普段目つきが悪いのは裸眼で行動している為であり、周囲からは普段から眼鏡かコンタクトレンズの使用を薦められているが、矯正無しでも行動出来る程度の近眼だということでこれを拒んでいる。
因みに、眼鏡派であり、コンタクトレンズは持っていない。
アレクの理解者であり、混乱して訳の分からないことを口走っているアレクの翻訳係を務めることが多い。

▼マキシミリアン・ミラツ
通称、マキシム。
チームのムードメーカー的存在であり、明るく快活な性格。思い付きと直感で行動する行動派タイプ。
かつては軍人志望であり、今からは想像もつかない程の堅物で、一切笑わなかったらしい。
ある日、遠征先で偶然チームの人数が足りず代理の選手を捜していたアレク・テオに誘われてサッカーの試合に出場し、そのままブロッケンボーグにスカウトされた。初めのうちは軍人志向が強くチームに打ち解けることが出来ずに苦労したが、時間の経過と共にメンバーの穏やかな雰囲気に包みこまれる形でチームに溶け込んでいった。
後に初対面の相手に対してもすぐに打ち解けられるという能力を開花させた。そのせいか、アレクが人見知りを起こさない数少ない人間の内の一人となった。
バンダナを取られることを嫌っており、もし無理矢理これを外そうとすると全力で応戦する。
ドイツのワインが世界一だと言ってはいるが、当の本人は極端にアルコールに弱い体質で、ワインであれば匂いだけで酔ってしまうほど。又、ブランデーケーキなどでもすぐに酔いつぶれてしまう。因みに、マキシムは酔うと眠くなるタイプである。

▼エルビン・フォルツ
エコに燃える若者。自称、エコの伝道師。他称、エコの鬼。
真面目ではあるが、その方向性が若干ずれている為に周囲から変人扱いされることもある。
エコ推進活動にご執心で、ポイ捨てなどを見かけようものならば例え知らない相手であっても説教タイムが始まる。かつてこれが理由で警察に厄介になったことがある(説教している姿が不審者と勘違いされて通報された)。その際は、ヨナスとテオが警察へ出向き、事情を説明して頭を下げ、事なきを得た。それ以降、チームメイトから公道でのエコ推進活動を制限されている為、最近ではゴミ拾いを行い、それを分別してリサイクルをするという活動に転向した。しかし、それでも未だに警察に厄介になることがあり、生活安全課の人達とはいつしか顔見知りになった。警察も既にエルビンの行動原理を理解している為、通報されても「またエコビンさんですか」の一言で釈放されるようになってしまった。

▼テオドール・ウルリッヒ
通称、テオ。
チーム一の苦労人。それ故にヨナスの理解者である。恐ろしい程に堅物で、曲がったことが大嫌いな性格。
マキシムの思い付きにより被害に遭うことが最も多い人物で、その自覚はあるが原因は分かっていない。真面目故にいじられやすいという不遇な扱いを受けるタイプ。
実は料理が好きで腕前もピカイチ。マイエプロンを合宿に持ち込んでいたり、マイ鍋を送っていたりするが、チームメイトに知られることに恥ずかしさを持っている為、未だに日の目を見ていない。
あまり知られていないがチームで一番エルビンとの付き合いが長い。それもあり、いい加減にエコに固執するのは勘弁してほしいと思っているが、この願いが通じることは決してないと諦めている。

▼エルンスト・フロデノ
通称、エルン。
不必要に博識である為、時折チームメイトから敬意を込めて「フロデノさん」と呼ばれる。
ブレーメン出身であり、皆にブレーメンの良さを伝えようと頑張っている。音楽隊以外にも建築物や博物館などの見所があるらしい。実はチームメイトに市長と同じ名前の人物がいる(本当です)。
アレクと共にスニーキングレイドを始めた人物で、植物育成におけるアレクの戦友。因みに、エルンに対してのアレクの反応は人見知りを起こしているような、起こしていないような中途半端なものである。


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