偽探偵物語。 | 【耳澄し篇】 助手『ダーカーラ!!云ったじゃネェカ!なんか厭な予感がすっから、さっさと帰ろうってよ!』 探偵『ふむ、これが俗に云う“遭難”って事哉。ハハ、そーなん?ってかい!ハハハハ』 助手『全然、上手くねぇよ、もういっそ死ねばいいんじゃねえか?』 少女『・・・貴方たち、此処に来ては、ダメ・・・』 N:と或る山中に休暇に来た、探偵と助手一行。そこで、迷った先に出会った不思議な少女。 主人『馬鹿な、この館には“少女“なんて年頃の女子はおりませんよ』 夫人『嗚呼、あの子はまだわたくしを恨んでおりますのね。全て、わたくしが悪いのです、わたくしが・・・』 執事『お嬢様は、きっとまだ迷っておいでなのです・・・。 数年前に自身に起こったことがまだ信じられずに・・・』 助手『莫迦な・・・、オレたちの見たガキは幻だったってのか!?』 探偵『助手くん、これは思ってたより“根”が深い話みたいだよ』 N:偽探偵物語。 【耳澄し篇】[ミミスマシヘン]現在制作中。 探偵:全く、君は・・・お人好し、すぎるよ・・・。 助手:おい・・・返事しろよ・・・・探偵ぃぃぃぃぃ!! (終) |