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騎士団長閣下を倒して。いつも通りにわたし=ユーリで。
ダングレストにて。

「よっ青年久しぶり」
「おっさん何勝手にダングレストに帰ってんだよ。一言言ってから出てけよ」
「あんたは俺の彼氏か。あのねえ、俺様だって暇じゃないのよ?ハリーもあの調子だし、ちょっとばかし俺が面倒見てやんなきゃならない訳」
「ルブランが困ってたぞ。シュヴァーン隊長がっ、シュヴァーン隊長がいらっしゃらないぞおおお…!って泣きながらな」
「…あいつらはまあ、大丈夫よ、たぶん」
「勿論その横で俺も泣いたね」
「勿論じゃないわよ。何やってんのよおたく大丈夫?色んな意味で」
「まあ、エステルとラピードが迎えに来てくれたから渋々妥協したけどな」
「結局いつも嬢ちゃんがいれば気が済むのよね、青年は」
「お、何だ何だ?ヤキモチかおっさん年甲斐も無く」
「ちょ、ごめん、マジで一回ぶん殴っていい?」
「照れんなよ、おっさん」
「死んでも照れないから。もしうっかり照れたりした時があったら俺死ぬから、迷い無く心臓魔導器ぶっ壊すから。っていうか、照れさせたいなら年甲斐も無くとか言うもんじゃねえわよユーリ君」
「分かった分かった、照れ屋さんだなおっさんは。取り敢えず闘技場行こうぜ」
「はあ?行かねえわよ…っていうか照れ屋さんとか気持ち悪いっての!自分で言ってて吐き気した!気色悪い!今なら内臓丸ごと吐き出せそう!」
「任せろ、俺が受け止めてやる」
「任せる訳無ぇっての!何そのキラキラと輝いた目!期待しても内臓やらねえわよ!」
「おっさん」
「な、何よ改めて…」
「ツッコミが上手くなったな」
「あっはっはっはーありがとねっ!おたくのおかげよバーカっ!」
「照れんなって」
「もう消えてちょうだい!ブラストハート!」
「俺と心中したいのか?可愛い中年だな」
「何で無傷なんだよこの男…!腹立つあああ…!」
「ま、落ち着けって。取り敢えず闘技場な」
「取り敢えずじゃねえわよ畜生ー!助けて誰かー!」


ツッコミとして優秀だと思うんだおっさん。あとカロルとかも優秀すぎる。団長閣下倒して何故か闘技場に入り浸る今日この頃。


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