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坊ちゃん、事件です。
(城内にいる為偽名での遣り取り)

「おいシド」
「え、私なにもやってないごめん許して」
「ただ声を掛けただけで何故そんなに怯える必要がある。…お前まさか…」
「いっやー、なーんにもないよ!私が隠してるって言ったらほんと微々たるものしかないよ!せいぜいセインガルド城の図書室でこっそりハムスター飼ってるくらいなものだよ!」
「城はペットの持ち込みは禁止だ。最早それも微々たるものではない」
「…マジか、私の坂田どんぐりさんが…」
「坂田どんぐりさんなんて名前をつけるからそういう目に遭うんだ」
「いや、処分に走ろうとしたのは君だよね客員剣士リオン=マグナス」
「…何だその目は。不満があるならかかってこい」
「坂田どんぐりさんの名誉にかけて…客員拳士シド=ラナドール、推して参る」
「(…まさか、本当にやり合うことになるとはな)…ふん、相手になってやる」

違うんだ。ほんとは最近レイヴンばっかり絡んでるからごめんねって話にしたかったんだ。なのに脱線キーパーソンとされるハムスターという単語が出てきてしまったからにはもう遅い。自由に喋らせると高確率でNGワード・ハムスターが出てくるわたしの頭ってどうなってんのこれ。ジャンガリアンハムスター好きだけどそういう問題じゃない。


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