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購買付近にて。

「おい、ソ…ラナドール」
「ソラ=ラナドールだからってソラナドールなんて雑な略名つけないでねリオン君お願いだから。そして私は購買に行きたくてたまらないんだけどちょっと通してもらってもいいかないいよねはい通りまーす」
「待て白髪」
「ぐえっ。な、なにするのリオン君、君が聴診器引っ張るから首が大変なんだけど」
「…これ」
「え?あっ、これは伝説のこしあんパン!ちょ、リオン君、私の首を絞めておいてその上ゲットしたこしあんパンを自慢気に披露してくるってどんだけ私に恨みがあるの君」
「馬鹿者。話は最後まで聞け」
「…はい」
「これは…お前にやる」
「マジでか。なにその天変地異の前触れみたいな君の気紛れ」
「…いらないと言うなら捨てるが」
「ううん、欲しいすごく!ありがとうリオン君」
「…ふん、礼はいいからさっさと保健室に戻れ。あまり離れるとまた教頭に叱られるぞ」
「なんで私が教頭先生に怒られたの知ってるの?」
「っ、いいからさっさと戻れ!」
「りょ、了解!ありがとねリオン君、また今度保健室に美味しいもの用意しておくからいつでも来てね!じゃあねー」

「…いつでも来て、か。ふっ、仮にも教師が言うことでは無いな」


こんな裏側があったらいいね。という希望。購買にいるリオンってのが全く想像つかないけど。


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