消せ 消せ 消せ、

いかないで。

天使は悪魔に堕とされた

堕とされた双翼

下手な笑い方

隣で笑いたい

伸ばした手は虚しく空を切って、何ひとつ掴めるものなどないのだと知った

光に照らされた君はまるで天使、僕の世界を魅了する

女神はすべてを奪い去り、たったひとつの優しさだけを残していきました

空に浮かぶのは君で、水溜まりに映るのが僕

闇夜に輝く月は酷く綺麗で、まるで君のようだった

太陽に照らされるのは君、僕は海に沈んだ

抱き締めた体は今にも壊れそうで、どうせならと、僕は君の首に手を伸ばした

掴もうとした手は離されて笑う君が遠ざかる

守ると決めたのに、次に手を離したのは僕だった

出来た絆はこんなにも脆く、たったひとつのことで崩れてしまった

変わることを恐れる君は、僕の手を離そうとした

汚れた私がここにいて変えようとする君の手の温もりに吐き気がした

私は一体貴方の何なのでしょう、わからなくなりました

太陽は皆平等に光を与えた

目の前に咲く花は、とても綺麗な君の笑顔でした

また戻ってきたら君に手を差しのべよう

太陽のない世界

透けた嘘

僕の辿り着く先は君でありたい

ぬるい水につかる

僕の世界は君で出来ている

照らしていたのは君でした

自分をころす

真昼の月と闇夜の太陽

君は探した

君には僕がお似合いだよ

君で愛を知りました

漏れた光りと零れた涙

泣いて笑ってまたあした

枯れ木に雪の華

あなたも炬燵でまるくなる

雪と融けるふたり

あなたを照らす太陽が好きです

何も知らないことが幸せというのなら、私はすべてを知って不幸になります

それはそれ これはこれ

君は君で、僕は僕という紛れもない真実

頬を撫でる春の風

温かい陽気に包まれ私が見たのは貴方の笑み

ほら、見てごらん

私が見上げた空に浮かぶものと、貴方が見上げた空に浮かぶものは同じなのかな

あ、君が負け犬だね

今光り放つのは僕という嘘と君という本当

きっと迎えにくるから

この黒い世界の中で、君だけは変わらないでいて



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