嘘つきにもなれず悪者にもなれず、僕らの作りあげた砂の城は偽善に溢れた。何が優しさかわからなくて、君さえも見えなくなって、気づいた時にはあまりに遅くて。波に攫われた砂の城は徐々に形を失って悲しげに佇む。暮れていく明日は何処へ、答える者などもう誰もいない。僕だけのさようなら。元の形に戻っただけだ君も僕もこの砂の城も。だから静かに手を振ってあの時間にお別れを。
文章及びタイトルはカカリアさまからお借りしました。
PC、スマホ向け。
対応している端末であれば、明朝体になっていると思います。
PC見本/PC見本(実際の文字の大きさ)/iphone見本
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