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GO PENNY!
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凶器です。




ペェネス(ネイティヴ)という男の子が生まれながらにして運命を共にする心の友は、ときどき言うことを聞かずに突っ走る傾向があります。

それは非常に危なっかしゅうございます。
特定の個体はとてつもなく凶悪な容姿に変貌を遂げることもあるとかないとか。





かつての謙虚な姿など面影もなく精一杯にアピールするその姿は、なんか精一杯すぎて筋とか浮き出て恐ろしいんですよね。

なんでこんなこと判るかというと、いま前田さんがペェネスを晒しているからです。堪え性ないよね。

ていうかレイプっていうよねこれ俺ホテル行きたいって言ったのに有無を言わせずペェネスをドンですよ。こーゆうのってやっぱ野外なんですね。







『なぜにこんなに元気なのか……』

「アンタを見てると、堪らなくなる。」



『俺はそのペニィに訊いてる。』

「‥‥‥キミをミテルト、ゲンキがデルヨー!」(裏声)

『えっ…‥痛い子全開だなお前…!』



ノリが良いとか笑える状況じゃねーんだよ引きちぎるぞ!(そんな勇気はない)

取り敢えずペニー共々落ち着けよ。そして寄り道しないでまっすぐお家に帰ればいいのに。展開も早いし俺の順応性も素晴らしいしいい加減にしてほしい。






『まず話をしよう。それをしまえ。』

「名前の中にしまいてえなぁ」

『るっせえええ!爽やかに青春を全うしてるかと思ったら万年発情期かテメー!!』

「心外だねぇ。俺は惚れたコとしか至さねえよ、だからアンタと交わりてえんだ!」





くそド直球に、交わりてえとかぬかしてる。

言っとくけど不可能だからね、お前専ら一方通行だからね。一瞬俺も刺激を求めてバカになろうと思ったけどお前のペェネス見たら秒で平静を取り戻したわ。
こんなの独り善がりだ!もっと悪い感じに言ったら他人を使ったオナニーだ!!!

やめてよ何かそういう、成人向けの青年コミックスみたいなシチュエーション… ましてや俺を巻き込んで……うっうっ…







『男に興味アリマッセン。』

「へぇ!じゃあ後ろは初モノって訳だ。いやー嬉しい驚きだね!」

『ヤること前提に話すのやめてくれる。』





シラけた笑顔でそう告げたにも関わらず慶次が俺にじりじりと歩み寄ってくるので、それに応じて俺も後ろ歩きにじりじりと逃げる。




それが出来たのはたったの三歩で、後ろを確認しながら進むなんて芸当の出来ない俺は一際高く聳え立つ大樹に足止めを喰らった。

どうせ逃げられないんじゃないかとは、思ってはいたんだ。

でもさ!でも希望は捨てたくないとかっ…それ以前に慶次のアレ突っ込まれたら俺は息絶えると思うの!怖いの!!ペットボトルじゃん!さすがにそれは盛りすぎたけど!!







今更逃げ場もない俺と、目の前に聳えるキングサイズペニーの主人との距離はどんどん縮まって、俺のヘソの下にペニーが当たった。

ちょっと、この着物安くないのよ!やめてちょうだいっ!

って撥ね飛ばしたい気分なんだけど、逆上されて佐助の時みたいに痛くてシンドイ思いしたくねーし…完全にトラウマだし。







『こ、ゆの…強姦って、いうんだぞ…っ』

「怯えちまって可愛いねぇ。和姦になるように、きっちり気持ち良くさせてやるって」

『痛えの…も、ヤなんだよぉ…』





奴のペニーを見れば見るほど怯えちまうんだけど!俺の息子たんが超ちぢこまってんだけどぉ!

頼むわかってくれ、この恐怖を。

出来ることなら今すぐこの前田慶次とかいう強姦魔を組み敷いて掘りまくってやりたいけど、常識的に考えて負けるじゃん?
マチョマチョしいもんこいつ、確実に勝ち目ない。







そんなことを考えてる間に慶次のペニーが萎えないだろうかと、もう一度ちらりと一瞥したら

んまぁご立派ですことー!

こいつもう前田慶次じゃなくて前だけ維持だな… あ、俺うまいこと言った?ごめんもう頭沸いてきたヨ。







「ほら、触って。」

『やめろ…っ、あああ握り潰すぞ前田!!』

「んな事してみろよ。分かってるだろ?」





俺の手首を引いて凶悪なペニーを強制的に触らせてくるこの変態。

若気の至りってことで本気で握り潰すのもアリですか。命が惜しいけど、こんなん突っ込まれたらどっちにしろ命が散る気がするんですよねボク。

チンコってさ、萎えてるときは自由自在にふにふにするけど、勃起するとボッキンと折ることが出来ちゃうんだよね。怖いよね。





そう……だな………





考えたけど、俺の筋力でこのキングサイズペニーをへし折ることは不可能である。

というわけで、開き直る他に手段がないと判断いたしましたである。







『声出すなよ、お前の喘ぎなんか聴きたくねえかんな。』

「おっ、ようやく乗り気になったねえ!」

『生憎男に犯されんのは経験済み。あんまり逆撫ですると無理矢理突っ込まれるってのも立証済み。』





そそり勃ったペニーの裏筋を指先に辿らせれば、最終的に割れ目に到着。

溢れだすカウパーを塗りつけるどころか押し戻さんばかりに亀頭を執拗に擦るだけで、ぴゅくりぴゅくりと新しい我慢汁が勢い乏しく飛び出してくる。






「アンタも興奮…してきた、か…?」

『お前もしつこいな、男に興味ねんだってば。イったら早急に帰れよ。』





「そいつァ冗談だろ?んな色子みてえな面して、何言ってんだい。」

『テメェ…覚悟は出来てんだるおぉなああぁあぁッ!!!!』





こちらはこの世界に来てから身に付けた技です。

俺みたいなヘロい男も、何となく小十郎を意識しながら言ってみたら何ともカタギじゃなくなります。





今のは10割コイツが悪い。
現代のモテる顔は昔の身体売ってる男の子の顔だって言うんだよ?!ヒトを見た目で判断するなって教わらなかったのか!ましてや俺に直接言うなんてサイテーだよ地雷なんだよ見た目がホモとか言われんのヨォ!!!!!!

あっ、だから俺この世界きてから男にばっか人気なんだね!なるほど死にたーい!






あーあ、もうぜってー掘らせねえ!

掘られたら何か、俺そのまんまみたいになるじゃん。こいつの言ってる事そのまんまみたいになるじゃん!!そーいう職業の男の子みたいになるじゃん!!!







『それって金取られたいって意味かしら。まつさんの所に請求書送ったろーか?』

「っハ、あ…なんで、まつ姉ちゃんのこと‥知って、」

『おれ神サマだから。
おっ、感じてきたんじゃん前田の風来坊。』

「じゃ、端っから‥俺のっ、ことも…!」





知ってたからなんだ。

理由なんて訊かれたら政宗から聞いたって言えばいいし、まずは慶次を焦らせる作戦にでました名前選手ー!ドンドンパフパフ!!!

この勢いで俺が掘ってやるチクショーめ。







先走りを凶悪なペニー全体に塗り込むように扱けば、それは潤滑剤の役目を成して何ともシコシコしやすいなぁ。

滑る感覚が楽しくって、どうせもう手もぬるぬるだし開き直って夢中でシコシコ〜!たのすぃー!どんだけ濡れんだこれアハハ!







「っあ゙、ンは…‥も、しつけ‥!」

『お前が腰揺らしてんだっつの。んなに気持ちいいのか?ん?』

「ちが‥っゔア、く…」




こいつ絶対掘るより掘られる方に素質あるって。
カウパーこぷこぷ溢れてきて止まないし、すげえ敏感じゃん!

俺が初めて掘り進むのは小十郎にしよう、なんて思ってたけど経験は早めに済ましとかなきゃ!
そーいう理由だかんね、別にそろそろ俺が挿れたいからとかじゃ断じてっ、断じてないッ!!





『問題はこいつだな…』





慶次のペニーを扱く手は一向に休めることなく、俺は着流しの裾を広げて今朝乾いたボクサーパンツ越しから自分のモノに触れる。

男女識別センサーでも付いてんのかってくらい元気のない、しょぼくれたソレ。
これ新手のインポじゃねーか…興奮すりゃ勃つもんでしょ普通!お前がもっと男女問わず元気になってくれたら掘られずに済んだ穴もあると思う俺!

パンツのゴムを引っ張って見受けた俺のナニは、亀頭をじわりと少量の先走りで潤わせるだけだった。






『慶次…俺のも、触って…?』





我ながら気色悪く上目遣いに吐息混じりという乙女光線を喰らわせれば、恐ろしいことにまた質量を増した奴のペニー。

こいつもしかしてマジで俺のこと好きなのか。じゃなきゃ完全に萎え萎え光線になるところだろ…

とりあえず更にデカくなったこのペニーが俺に突っ込まれるような事態だけは避けたい。だから俺は何としても自分のチンコを勃たせなきゃならねーんですお願いします!



スタンダーップ、マイ ペニーィイィィ!!!!





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