1
初めて彼女と出会ったのは高校の入学式のとき
私の隣の席に座っていた美少女が、椎名だった
椎名は文句の付け所のないまさしく美少女であった
小柄な身体、小さな顔、切れ長の瞳、薄い唇
あんな細い肢体を持っているのに、嘘みたいな俊足であったことを知ったときの驚きは隠しきれなかった
かわいい系というより綺麗系と言った方がぴったりな椎名
そんな高嶺の花のような存在の椎名を、
私はいつからか愛しいと思ってしまったのだ
[
back
]
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -