◆登場人物プロフィール




登場人物プロフィール
(身長や体重などはWikipediaからの抜粋)







《仲間・パーティメンバー》



*カイル・デュナミス
15歳 / 身長160cm / 体重55kg

ルーティとスタンの息子。
父親の影響もあり人一倍信じる気持ちは強い為に、不審者の化身でもあるようなジューダスを受け入れたり、スノウが前世でのモネで彼の父親を裏切った存在だと知ってもなお、彼らを受け入れる懐の広さや寛大さ、そして信頼の強さを見せた。
原作と同じく、朝は弱い。
また、原作よりもバカさ加減は増しており、スノウとジューダスは再会したルーティから「勉強を見てくれ」と頼まれるほどである。(帰ったらテストつき)

スノウに対しては心の底から信用しており、彼女の強さを尊敬する面も持っていた。
また、スノウの術に頼っている部分もあり戦闘となると絶大なる信頼を寄せているし、自分もああなりたい、強くなりたいと思わせてくれる人物だと思っている。
仲間の危機には駆けつけたいし頼られたいと思う部分もあってか、シアンディーム契約時のスノウに疑問を持つこともあった。
純粋さは誰にも負けないが、リアラへの気持ちも誰よりも負けていないと思っている。





*ロニ・デュナミス
23歳 / 身長180cm / 体重75kg

スノウとは朝稽古に付き合う仲で、純粋にスノウの強さを認めている一人。
カイルに対しての過保護さは原作と同じくらい。
スノウがモネだと知って、拳を握って喜んだ人物でもある。(モネと言えば英雄の中でも特に女性口説きが上手かったと知っているため)短編にあったスキットでも、彼がスノウに対して女性の口説き方を聞く場面もあった。
ジューダスとは原作でも同じくらい犬猿の仲。
だが頼る時は頼る事ができるくらいには、話が進むに連れて信頼を寄せているようである。
ジューダスの告白場面を邪魔してしまって以降は、告白の場を設けてやると言ったり、何時告白するんだ?と二人の恋愛模様が気になる様子である。

実は高所恐怖症である。高さのある場所や空を飛ぶ乗り物に乗って失神してしまうほど苦手である。
またパーティ内では年長者ではあるが、お化けを怖がったり、女性を見るとすぐナンパする事も相まって頼りない年長者と思われている節があったりする。





*リアラ
16歳(外見上) / 身長155cm / 体重41kg

スノウへの信頼度はカイルの次に高い。
リアラ自身、先の戦乱の事を詳しく知らないのもあり、スノウがモネだとバラしても特に思うことはなかった。
それよりも、スノウがパーティを抜けるのが許せないタイプである。(小説内でも何度か呼び止めている)

実は腹黒説がある(雪合戦時にその片鱗を見せた)
また、カイルに対しての恋心は変わらず健在であり、早い段階でカイルを信頼し彼を英雄だと認めた。
ジューダスの告白場面を邪魔してしまったのもあり、スノウとジューダスがくっつくのを今か、今か止と待っている一人でもある。





*ナナリー・フレッチ
19歳 / 身長162cm / 体重49kg

スノウへの信頼度が高めな一人。
事実、偽物のスノウ(セルリアン)が現れた時に真っ先に本物のスノウを信じたくらいには信頼を寄せている。
ジューダスとの恋愛模様が気になっている一人でもある上に、何かと鈍いスノウへとヒントを出している人物で、常に二人の状況を心配をしている。
この小説内では割と出番が多い。
ロニへと恋心を抱いているが、本人は否定している。





*ハロルド・ベルセリオス
23歳 / 身長149cm / 体重35kg

天地戦争時代からパーティ・インした女性。ソーディアンを作った天才科学者である。
しかしこの小説内では子供っぽい所もあり、スノウに信頼を寄せているものの、それを友人として見ていることに気付いていない。
またスノウに対しての信頼度は高めで、面白い研究対象であると思っている。
「ハロルド博士」と呼ばれるのを嫌っており、スノウに対して呼び捨てで呼ぶようにと言っていた。(なんか気持ち悪いらしい)

前途多難だった〈ロストウイルス〉に対しての突破口を切り開いた人物で、追放処分を受けたスノウと共にモルガナ鉱石というマナを存分に含んだ鉱石を採取し武器を作ったことで〈ホロウ〉に対しての対策も講じ、修羅を驚かせてみせたくらい凄い発明家でもある。
その反対で、天地戦争よりも先の未来で壊れてしまったソーディアン・シャルティエに対して憤慨しており、自分の不甲斐なさを悔しそうにしていた。
本人曰く、「まさか未来でこんなぶっ壊れるなんて、ハロルド・ベルセリオスの名が廃るじゃない!!私の名前を未来永劫轟かせるのが私の夢だってのに!!!」との事。
ジューダスか誰かに男と間違えられたことに関しては喜んでいた。










《現代・先の戦乱の大英雄》



*ウッドロウ・ケルヴィン(現職:ファンダリア国王)
41歳 / 身長181cm / 体重68kg

前世での彼の放蕩息子具合は何処へやら、スノウが驚くくらい立派に成長を遂げている現ファンダリア国王。
スノウとジューダスが生きていることに驚く反面、生きている事に心から喜んでいる。

スノウがモネ時代の時(先の戦乱時)、父の背中を見て育っていたのでモネの偉業はよく周知しているし、若いのに凄いとも感じており、尊敬の念を抱いていた。
最期ああなってしまったモネを心の底から悔しく思い、毎年のように墓参りをして悼んでいた人物でもある。
そして毎年の墓参りにはリオンを守れなかった事、約束を果たせなかったことを悔やんでいた。(生きていたと分かってからはスノウの言葉もあり、墓参りを止め未来へと思い馳せるように、国のことを第一に考えられる様になった。)

今では、スノウに対してファンダリアに仕えてもらいたいと思っており、父親時代の時とは違ってちゃんと褒賞を与え、ちゃんとした役職に就いて貰うことが夢。
カイル達の後ろ盾をすると誓ったのも、実はスノウのお陰もある。(本人たちは知らないが…)






*フィリア・フィリス(現職:ストレイライズ大神殿の司祭兼研究員)
37歳 / 身長162cm / 体重45kg

ウッドロウと同じくスノウ達が死んでいたと思っていた人物の一人。
彼らへの墓参りは毎年欠かさず行っており、手を合わせて悼む最中、必ず涙を流していた。
モネとは前世であまり交流は無かった(モネが任務のときに顔を合わせていた程度の顔見知りだった)が、例の海底洞窟の事件で心にダメージを受けた。
ウッドロウと同じくリオンを助けられなかったことに対して、罪悪感を常に心に抱いていた。

二人が現代でも生きていると分かった時に速攻涙した人物でもある。(ver.50.0[旧友の約束と“希望”の考古学者]参照)
二人が生きていることに関しては心から喜ばしく思っており、二人の関係が良くなることを祈っている。
またスタンの息子であるカイルの成長ぶりを見て感慨深い気持ちになり、手助けを申し出た人物。(原作と同じくソーサラースコープを渡していた)
旧友である二人とはまた一緒にお茶でもしながらゆっくり話すのがちょっとした夢。
原作と同じく、昔に比べ大人びて、慌てん坊の兆しは無くなってしまった様子。






*ルーティ・カトレット(現職:クレスタ孤児院の経営者)
36歳 / 身長157cm / 体重46kg

皆と同じく、スノウもジューダスも死んでいたと思っていた人物ではあるが、この人だけは決して墓参りに行かなかった。
先の戦乱時の事件は思い出すことを嫌がるくらい、モネのことが嫌いだった。(リオンが死んだのもモネの所為だと思っていたくらいにはモネに対してたくさん思う所はあった様子)
しかし本当は、実の弟であるリオンを救ってくれたことに関して恩を感じていた部分もあり、全てが自分の知らない所で始まって、終わっていたことが嫌いだっただけであった。
そして、二人のことを心の底から心配して、悲しんでいた優しいカイルの母親である。

二人が実は生きている、ということをウッドロウやフィリアから聞いていた。(ver.95.0で明かされた)
モネとは先の戦乱時の海底洞窟での一件でしか会っていない(寧ろ、あの海底洞窟の時が初対面であった)が、スノウと再会した際には「あんたのその性格が嫌い」とまで言わしめる程、性格を把握していたようである。嫌よ嫌よも好きのうち、とはこの事かもしれないが。

現代では二人と再会し、「逃げたらタダじゃおかない」というほど心配している。
昔程二人を毛嫌いしているわけではなさそうである。
ジューダスのスノウへの思いやりの深さを見て、人として成長した、と安心していた。





*チェルシー・トーン (本小説内では名前しか登場していない)
32歳 / 身長不明 / 体重不明

名前しか登場してないが、実はスノウがチェルシーの小屋に行った時にその姿を少しだけ見てしまっている。
先の戦乱の時に一番最初にモネによって気絶させられた人物。
モネに関しての思い出は無かったにしろ、リオンの件も相まって心配していた。
どうやら墓参りにはこっそり行っていた様子である。









《精霊》



*セルシウス(氷の精霊)

スノウを最初から知っていた精霊。
この世界に来た時から目をつけており、ファンダリア地方の氷の洞窟でスノウの来訪を待っていた。
契約時には戦闘で召喚士であるスノウの実力を測った。
また、スノウに対しての執着が他の精霊と比べ強め。その為に指輪の位置を左手の薬指へとした事もあった。
相性もあってかブラドフランムやシアンディーム、マクスウェルが苦手な様子。

玄との戦闘でスノウの武器(相棒である銃剣)が壊れた時に、窮地を救うため新たな武器である銃杖を渡した。
複雑な工程が必要な銃杖を使うのを躊躇ったスノウに、「大丈夫。貴女の知識がそれを強くする」と言って声援と共にスノウの危機を救った。
砂漠にいる時にスノウへと涼しくしてあげる役目を持っている為、スノウからは地味に重宝されている。

一人称は私。
無言なイメージが多く、話すときも「……」を多用する。

契約の宝石:パライバトルマリン
指輪の位置:左手第四指(薬指)




*ブラドフランム(火の精霊)

カルバレイス地方の火山地帯でスノウの来訪を待ち受けていた精霊。
独占欲の強いセルシウスに邪魔される形だったが、スノウが他の精霊と契約するといったことで契約までこぎつけた。
契約時は、戦闘で召喚士であるスノウの実力を図った。

寒い地方でスノウの体を温める事がある。
また、相性もあってかシアンディームとマクスウェルが苦手。
シアンディームと契約しようとするスノウを止めるくらいには苦手だった。

一人称は俺。
少しばかり古めかしい話し言葉で話すのが特徴的。
高圧的でも威圧的でもないが、主人であるスノウに選択肢を与える事が多い話し方。
それには主人の決定を尊重したい気持ちがあるためである。

契約の宝石:ルビー
指輪の位置:右手第一指(右手親指)




*グリムシルフィ(風の精霊)

子供っぽい所があり、すぐに不貞腐れたり拗ねたりする。
風の精霊らしく、気まぐれ屋さんでもある。
スノウの事は信頼しており、よく話しかける為にスノウが喚ばずとも勝手に出てくる。
契約時では、スノウの皆を助けたいと言う強い願いによって契約を実行した。

一人称はボク。
子供っぽくゴネたり、ワガママを言ったりする事もあるが、最終的には主人であるスノウに判断を委ねることが多い。

契約の宝石:エメラルド
指輪の位置:右手第五指(右手小指)




*ノーム(地の精霊)

気が弱い性格で、常に怯えているかのように言葉もどもってしまう。
それでも主人となったスノウに絶大な信頼を寄せている。
契約時ではグリムシルフィと同じく、スノウの皆を助けたいという強い願いによって姿を現し、契約を実行した。
戦闘ではその気弱な性格から、あまり戦闘に出たがらない。
スノウが召喚した時には「ヒッ…!」と怯える様子も見せたことも。また、相手が強くても先程みたいに怯えることもあった。

一人称はぼく。
言葉の最初はほとんどどもってしまい、怯えているのが分かるほどのどもり具合。気弱な彼の代名詞でもある。

契約の宝石:トパーズ
指輪の位置:左手第二指(左手人差し指)




*シアンディーム(水の精霊)

好戦的な性格で、ブラドフランムやセルシウスから苦手意識を持たれている珍しい精霊。
グリムシルフィやノームからも「変わった性格の持ち主」と言われるほど、通常の水の精霊とは違った性格をしているとの事前情報からスノウが身構えていたが、事実、その通りであった。
だが、その反対でスノウに将来傷ついて欲しくないから、苦しんで欲しくないからという理由があり厳しい精霊の試練を課した。
契約時では上記の通り、スノウにとっては厳しい試練を与えた上で戦闘で召喚士の実力を試した。

一人称は私。
女性らしい話し方ではあるが、戦闘時になると途端に好戦的に変わる。
通常時でも遠慮の無いバッサリした言い方をすることの方が多い。その為、あまりにもキツい言い方をして他の精霊から咎められることもしばしばある。

契約の宝石:サファイア
指輪の位置:左手第五指(左手小指)




*ヴォルト(雷の精霊)

ハーメンツヴァレーの隠し洞穴(〈赤眼の蜘蛛〉拠点の一つである〈アンダーグラウンド〉内)にて機械が沢山置いてあり、発生、出現した精霊。
契約時には修羅と共に挑み、苦戦を強いられたがヴォルトに勝つ事で契約に至った。
性格は不明だが、割と怖いもの知らずの冒険家で、やる気に満ち溢れている場面もあった。(ハロルドが精霊に興味を持ち、他の精霊が嫌がった際に喜んで出ていったくらい)

一人称は不明。
何を話しているか分からないが、スノウは時間の経過と共にヴォルトの言葉が分かるようになっていた。

契約の宝石:タンザナイト
指輪の位置:右手第二指(右手人差し指)




*ルナ(光の精霊の一人目)

基本的に戦いは好まず、穏やかな性格の持ち主の精霊。
契約時には、闘いたくないからと花畑の中にあった一つの花の中央にそっと契約の指輪を置いていたほど。(呆気なく契約出来そうな感じがしてスノウが困った)
アスカとは対を成す存在。

一人称は、私(わたくし)。
穏やかな性格の持ち主ではあるが、その裏腹、厳格な言葉遣いをする。
スノウ曰く、テイルズオブファンタジアやシンフォニアのルナと全く一緒な容姿と言葉遣いであった。

契約の宝石:ムーンストーン
指輪の位置:右手第三指(右手中指)




*アスカ(光の精霊の二人目)

ルナとは対を成す存在。
見た目は白い鳥で、こちらもシンフォニアやファンタジアと同じ容姿で登場した。
可愛い鳴き声をし、とある理由で記憶を消去させられていた【神結 綴】を容姿共に魅了させ、「うちの子にならない?」と真面目に言わしめさせていた。
契約時には、シャドウの試練でスノウの窮地を救ったことで契約を行った。
大きさはスノウの腕に乗るくらいの大きさで登場していた。

一人称は不明。

契約の宝石:ハイアライトオパール(本編中では明言なし):ブラックライトを当てると強い蛍光色に光る珍しい宝石。見た目のギャップがすごく、カラーレスの淡い色合いが人気の逸品。
指輪の位置:右手小指(本編中では明言なし/元はグリムシルフィの指輪の場所だったが他の精霊の宝石がブレスレットへ変換され、指が空いたため。)




*シャドウ(闇の精霊)

見た目は黒いローブで覆い隠されており、本体がどんなものか一切分からない状態。
ただ、性格は物静かな性格で基本的に会話は好まない。
契約時には、スノウに難題な試練を与え【神結 綴】として記憶を消して試練を行った。結果、最後まで死ぬ事なく7日間を過ごした【神結 綴】を元に戻し(現実に戻し)、契約に応じた。

一人称は不明。
基本的には口で喋らず、闇色の文字を宙に浮かべて会話を試みるタイプ。

契約の宝石:オブシディアン(本編中では明言なし):石言葉(集中力、本質、潜在能力の開花)からもあることからシャドウお気に入りの宝石。日本名では黒曜石とも呼ばれる。
指輪の位置:左手第二指(本編中では明言なし/元はノームの指輪の場所だったが、契約の指輪がブレスレットへと変換され指が空いたため。)





*マクスウェル(元素の精霊・精霊の主)

属性酔いをしたスノウを救った精霊。
輝きの塔の最上階でスノウのこれからについて問い、答えられなかったスノウを強制的に塔から落とし答えさせたが、基本的には優しい精霊である。
召喚士であるスノウに尊敬の念を抱いている。
契約は一度断られており、全ての精霊と契約した暁に契約すると約束をしていた。
改めて契約する時にはマクスウェルが〈赤眼の蜘蛛〉に捕まった形で最悪の再会を果たしたが、自我を忘れ味方を攻撃するマクスウェルを魔法で治したスノウと信頼を結び契約に至った。

一人称はわし。
基本的に老人らしい喋り方で、笑い方もまさに老人らしい。
ただ身内(精霊たち)には厳しい言葉を選ぶようである。
スノウに対しては尊敬や憧憬の念も抱いている様子で、自我を取り戻したマクスウェルが見たスノウは既に神から貰ったはずの〈碧色のマナ〉を自分色に染め上げているという潜在能力の開花を見せていて、その時のマクスウェルを酷く驚かせていた。

契約の宝石:ダイアモンド(本編中では明言なし)
指輪の位置:左手第三指(左手中指)











《天地戦争時代・ソーディアンチーム》



*ピエール・ド・シャルティエ少佐

スノウが天地戦争時代に到着した際、凍傷で死にかけていたスノウを助け出した人物。
優しい性格の持ち主だが、軍の事となると優秀な他の人と自分を比べてしまい、諦めが早かったりする。
スノウの事を妹の様に思っており、何かと心配している。
スノウの追放処分の際に異議を(心のなかで)唱えた一人。




*アトワイト・エックス大佐

衛生班の班長。
凍傷で死にかけたスノウを救った医師。
原作とは違い、腹黒さが垣間見えているが本当は心の底から心配している。
ディムロス曰く、「何でもかんでもあの大きい注射で解決しようとするのは彼女の……ごほん、美徳である。」と後半は声を震わせながら話す。
スノウの少食をずっと気にしており、他の人にも食べるよう助言して、など気を回していた。
また、スノウの追放処分にシャルティエと同様反対派だった一人で、追放後のスノウの食事が携帯食料であるレーションだったことに酷く激怒していた。




*ラヴィル・クレメンテ

原作と同じく相変わらず老いぼれ爺さんの様な喋り方をするが、血気盛んな部分は垣間見える。
スノウの追放処分に関わった一人。
後に追放した事を後悔するような言葉も放っている。
スノウの事はまだまだ子供だと思ってた部分が大きく、軍の何たるかを分かっていたスノウに「聡い子」と思わせた。
また、快く追放処分を受け入れたスノウに驚いていたのも事実。
地上軍最高幹部の一人でもあるため、スノウの追放処分に関しては内心、渋る所もあった様子。



*カーレル・ベルセリオス軍師

ハロルドの双子の兄。
変わり者のハロルドを最後の最後まで心配していた人物だが、この小説内でもミクトランと相討ちという形で死亡する。
スノウの追放処分に関わっていた一人。
軍の中ではスノウの追放処分は決まっていたものだったが、敢えてスノウにこれからどうしたいかと問い質した。(後にこれを後悔することとなるが。)
余談:死亡する直前にスノウを追放した未練があった様子である。








《登場した神》



*世界の神(階級:第T階級)

スノウの信じる神であり、地球時代で死んだスノウをリオンのいる世界へと転生させた神。
転生させた際にスノウに対して放った言葉は「純粋に楽しんできてください」と、スノウが御使いだという事を隠して転生させていた。
モネが死に絶え、生き返させようとしていた矢先に聖女によって掻っ攫われてしまっており、時折ドジな部分も見受けられる。
また、現世についてはアニメや漫画で知識を補完しており、それをスノウに止めた方がいいと言われた今もなお止めていない。(本人はいたって真面目にアニメや漫画での知識を本気にしている)
他の神曰く「変な事を平気でしでかす神」。
色々な世界の監視で忙しい身であり、常にスノウを監視しているわけではない。

一人称は私(わたし)。
見た目はものすごく普通の、何処にでも居そうな神。
杖を持っており、白い…神っぽい服装をしている。(読者様にお任せします。)

御使いはスノウ・エルピス。
役目は[世界のマナ循環を良くすること]、[世界を危機から救うこと]、[世界を癒すこと]
マナの色は〈碧のマナ〉だが、スノウが持っている元々のマナと合わさり〈癒やし色のマナ〉へと変化している。(能力覚醒)
〈碧のマナ〉の効果は"世界にマナを与える"。
〈癒やし色のマナ〉の効果は"世界を癒す力"を持つようになる。




*エニグマ(夢の神)(階級:第T階級)

スノウをとにかく気に入っている神。スノウの願いならばそれが"死"であっても望みを叶えるつもりがある。
世界の神にスノウを取られて子供のように拗ねて、一方的に恨んでいる。
自分の御使いであるジューダスを一応認めてはいる。
時折神らしく助言もしてやることから相性は悪くなさそうだが、端から見れば犬猿の仲にも見える。
夢に魘される人間を憐れだと思っている。

一人称は私(わたし)。
見た目は占い師のようなそれで、顔を布で覆い隠している。
声質がしわがれた女性の声だが、決して年寄りの見た目ではなく若い女性の体つきをしている。
若干古めかしい言葉遣いをしている。
スノウの事を"娘"といい、ジューダスを"坊や"と呼び、名前では呼ばない。

御使いはジューダス。
役目は[世界中の夢に蔓延る魔物から人々を救うこと]、[(スノウ限定)忍び寄る悪夢から救うこと]、[夢魔むまを倒すこと]
マナの色は〈薄紫のマナ〉。能力覚醒をすると〈夢色のマナ〉へと変化する。
マナの効果は"眠りの状態"にする。





*狂気の神(階級:第Z階級・危険指数\〜])

〈赤眼の蜘蛛〉のアーサーの側にいることが多い神。
スノウの事をレスターシティに来た時から認識しており、密かに付け回していたが、とうとうその珍しいマナの持ち主と言う事で気に入ってスノウの体を乗っ取った。
また、アーサーとは違い、スノウの体は“体馴染みが良い”との事。(アーサーとは体馴染みは悪いが精神体の方で妙に合う、と言っている。)
現在はスノウを求めてアーサーに捕まえてこいと常に言っている始末。(アーサーは聞き飽きて呆れている)

一人称は私。「我々」や「我ら」という言葉を選ぶ事もある。
アーサーの事は“我が〈御使い〉”と呼んでおり、名前で呼んだことがない。
スノウの事は“〈碧のマナ〉の使い手”と言っていた。

御使いは〈赤眼の蜘蛛〉のアーサー。
役目は[人々を狂気に陥れること]、[世界を混乱させること]、[狂気の神にとって面白いことをすること]
マナの色は〈赤のマナ〉または〈狂気のマナ(能力覚醒時)〉。
マナの効果は"狂気で狂わせる"こと。





*海の神(短編で登場)(階級:第U階級)

短編でしか出てこなかった神。(海洋都市アマルフィのピアントという祭事にて)
優しい女性の様な声で登場していた。

御使いは????(第二章にて登場)
役目は[海に生きる全てを守ること]、[海に害をなすものを排除すること]、[海に生きる全てのものと仲良くすること]、[世界の神の御使いであるスノウと仲良くすること]
マナの色は〈青緑のマナ〉。
マナの効果は"時に凪のように穏やかに、時に嵐のように荒れ狂うようになる"こと。






*機械の神(第V階級)

紳士な神。挨拶しようものなら常に手を胸に置き、真摯に頭を下げる珍しい神。
機械の神らしく、全身は全て希少な金属で出来ており、見た目はスマートな男性ロボットである。(スーツもちゃんと紳士らしく着こなしている)
常に敬語を使い、相手を敬うような言葉を選ぶため神らしくない。
世界の神や夢の神とは違い、階級は低いと本人は言っている。
また世界を混沌とさせる危険思想の強い神(第Z階級にあたる神)を絶対に許さない傾向にあり、機械を危険なものとして使う人間に対しても許さない傾向にある。

一人称は私(わたくし)。
スノウに対して、階級の高い神の御使いだからと"様"づけしていた。
自身の御使いであるルーカスには、知識不足や馬鹿な面があるために呆れがあるようだが、彼の機械に対する熱い情熱に惚れ込んで自身の御使いにした経歴の持ち主。
呆れが強いものの、知識の無さに関することだけを呆れているだけで他に不満はないらしい?

御使いはルーカス・E・ハイブ
役目(御使い自身は誓約と言っている)は[世界中の情報収集]、[未知なる物への接触]、[研究姿勢を忘れないこと]、[金属や鉱石、鉱物の収集]、[人に対して紳士的であること]、[困っている人には手を差し伸べること(神の御使いとして当然のことです。by機械の神)]、[暴れている機械があれば救ってあげること]、[機械を人間勝手な使い方をする者を成敗すること]
マナの色は〈鉄色のマナ〉
マナの効果は"機械のように感情をなくす"こと。



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