Tales of Zestiria | ナノ


 君の笑顔は花の様。



※管理人がまだ最後までプレイしていない時の小説です。
口調や矛盾している所など違う部分があると思いますがご了承ください。









今、目の前にあるもの。
それは…。



「いっただきま〜す!……う〜ん!うまいっ!」
「本当ですわ!」
「良かった…。そう言って貰えて。私は戦闘には参加できないから。これくらいしか…。」


スレイとライラの言葉に口元を綻ばせるが、自分は何もできないと卑下する向日葵に
コツンと頭を叩く。


「『これくらい』じゃない。これを作るのに沢山の時間をかけて一生懸命作ったんだろう?なら自分を卑下する事はない。むしろ誇るべきだな。」


そうフォローを入れれば花が咲く勢いで笑顔を見せる向日葵にこちらまで笑顔になりそうになった。



「でも、なんで紅茶シフォン?もっと簡単なの作った方が楽じゃない?」
「紅茶シフォンはおやつの中でも好きな物なの。茶葉をどれくらい入れて、とかシフォンの生地は簡単に手早く…とか、作っていても楽しいの。これくらい混ぜるとちょうどいい硬さとか、研究のしがいがあるから。」
「へえ、おやつひとつでそこまで違うんだなぁ。俺なんて黒いものできるし!」
「それはスレイがちゃんと火加減見てないからだろ?」
「そうは言うけどミクリオだって失敗するじゃん!」


私は今にも喧嘩しそうな二人の間に入り仲裁に入る。
この二人、仲が良さそうに見えて案外喧嘩もするし、見てて不思議なのだ。
他の人…他の天族の方々は止めようともしないし。
決まって向日葵が止めに入る。


「ダメだよ、二人共。紅茶シフォンが崩れちゃう。」
「「すみません…」」
「今度、スレイには紅茶シフォンのつくり方教えてあげる。」
「まじで!やった!」
「僕は…」
「ミクリオには教えて欲しいことがあるの。」
「ん?僕にか?」
「うん。」


ひと呼吸おいた為、なんの話だろうと息を呑む。
おやつ作りに関して僕が彼女に教えてあげれるものはないはずだが…。


「アリーシャ姫みたいに、フルーツフラッペの作り方教えて欲しいの。」
「え?!あの時近くにいたのか?」
「……うん。」
「ミクリオ、アリーシャとそんな事してたのか。」
「まあ…、彼女から話を振ってきたからな。でも、そんなんでいいのか?」
「うん!ミクリオに教わりたいの。」
「!!そっか。わかった。じゃあ、今度一緒につくろうか。」
「うん!」



彼女の笑顔が見れるから、今はまぁ、よしとしよう。
ただ、ケーキ作りは僕も参加させてもらいたいものだ。







どうでしたでしょうか。
ミクリオ ほのぼのでしたが。
名前変換機能…あまり使わないのがもったいないところです…。
もう少し文才があれば良いのですが。


今のところおやつの中では紅茶シフォンが一番難しそうに見えます。
なんてったってシフォンケーキのふわふわさと言ったら…
ねえ?

今回の小説は笑顔中心の話ですね。
ほのぼのではこんな感じが精一杯だったりして…。
今度はもう少し踏み込んでいきたい…!!


管理人・エア







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