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馬趙馬、冬



「幸せとは何だろうな」


突然の趙雲の言葉に馬超は視線を横に移す。ひらり、ひらりと空から舞い落ちる雪が、趙雲の伸ばす手の中に落ちる。


「……そう思っている内が幸せなのではないか?」


馬超は目を細めながら空を向く。
本当は雪のように儚くて消えるものなのだと。想い人に言えるわけがないと心で嘆いた。


この命と同じように。あっという間のものなのだ、と。





拍手ありがとうございます。
冬で馬趙馬です。
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